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9月から新しい月1上映会シリーズ始動「OSAKAシネマスケープ2024」

「OSAKAシネマスケープ2024」キービジュアル

連続上映企画「OSAKAシネマスケープ2024」(全6回)が2024年9月から2025年2月まで大阪中之島美術館1Fホールほかで開催決定。多彩で良質なアジア(日本を含む)映画を中心に、文化や人種、性別や年代、経済格差など多様な社会課題や人間模様をテーマにした今、紹介すべき作品をお届けする新しいプロジェクトで、第20回大阪アジアン映画祭(2025年3月14日~23日開催予定)の関連企画として開催される。

この度、OAFF2024グランプリ受賞監督による傑作短編の日本初上映から韓国インディアニメまで6プログラム・17作品が決定した。

昨年度第19回大阪アジアン映画祭コンペティション部門で見事グランプリに輝いたモンゴルの俊英ラグワドォラム・プレブオチル監督による傑作短編『9月の雪』(2021)は日本初上映、2023年山形国際ドキュメンタリー映画祭にて大賞を受賞したインド・フランス合作ドキュメンタリー『何も知らない夜』(2021)と2023年あいち国際女性映画祭で上映された中国の気鋭監督による『楽園』(2023)の2作品は大阪初上映となる。

また、韓国インディペンデントアニメーション協会の協力により、人気シリーズ「花開くコリア・アニメーション」から選りすぐりの9作品を一挙上映。キュレーターを招いたトークも実施予定。

日本からは、第16回田辺・弁慶映画祭で受賞した新鋭・大森亜璃紗監督『四人姉妹』(2021)、商業長編監督デビューが控える坂本ユカリ監督の中編『レイのために』(2019)、第13回大阪アジアン映画祭でワールドプレミア後、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で短編優秀作品賞を受賞した、大阪出身の磯部鉄平監督による『予定は未定』(2018)の3作品。

その他、大阪アジアン映画祭で上映され高く評価された短編として、韓国の『イニョンのカムコーダー』(2020・芳泉短編賞受賞)と台湾の『亮亮と噴子』を再上映。
(*11 月プログラム「香港映画祭 Making Waves」大阪上映の作品数は未定のため含まず)


企画概要

名称:第20回大阪アジアン映画祭関連企画<OSAKAシネマスケープ2024>
会期:2024年9月~2026年2月(全6回)
会場:大阪中之島美術館1Fホール(大阪市北区中之島4-3-1)
テアトル梅田(11月プログラムのみ・大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビルタワーイースト3・4階)
公式サイト:https://oaff.jp/projects/osaka-cinemascape2024/

主催:一般社団法人大阪アジアン映画祭
助成:日本万国博覧会記念基金


上映スケジュール

(1)2024年9月29日(日)13:00/15:10 大阪中之島美術館1Fホール
「何も知らない夜」インド・フランス/2021年/100分/監督:パヤル・カパーリヤー

(2)2024年10月26日(土)13:00/15:10  大阪中之島美術館1Fホール
花開くコリア・アニメーション傑作選 9作品

(3)2024年11月9日(土)~11日(月) テアトル梅田
香港映画祭Making Waves2024大阪上映(上映作品詳細はhttps://makingwaves.oaff.jp/)

(4)2024年12月28日(土)13:00/15:10 大阪中之島美術館1Fホール
「楽園」中国/2023年/22分/監督:シャオ・モンチン(肖梦晴)
「イニョンのカムコーダー」韓国/2020年/23分/監督:オ・ジョンソン
「四人姉妹」日本/2021年/32分/監督:大森亜璃紗

(5)2025年1月18日(土)13:00/15:10 大阪中之島美術館1Fホール
「9月の雪」モンゴル・フランス/2021年/20分/監督:ラグワドォラム・プレブオチル
「レイのために」日本/2019年/65分/監督:坂本ユカリ

(6)2025年2月15日(土)13:00/15:10 大阪中之島美術館1Fホール
「亮亮と噴子」台湾/2017年/30分/監督:リー・イーシャン(李宜珊)
「予定は未定」日本/2018年/27分/監督:磯部鉄平


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