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『西湖畔に生きる』が<中国公開版・新字幕>での公開が決定!日本版ビジュアルも解禁

『西湖畔に生きる』日本版ビジュアル

『春江水暖〜しゅんこうすいだん』監督の第二作で人気中国俳優ウー・レイ(呉磊)が主演する『西湖畔(せいこはん)に生きる』が、<中国公開版・新字幕>で日本公開されることが決定。天上と地獄を対比させた日本版ビジュアルも解禁となった。

日本公開は9月27日(金)からだが、監督自ら、東京国際映画祭版から編集や効果などを細かにブラッシュアップし、人気アーティストのチェン・リー(陳粒)の主題歌を加えた<中国公開版>で、また、映画祭時とは異なる<新字幕>での公開が決まった。

同時に日本版ポスターとチラシも解禁。前作『春江水暖』に続き、「山水画の世界をさらに映画で極めたい」と、自ら名付けた「山水映画」の新しい映画表現に挑戦しているグー・シャオガン監督。日本版ビジュアルは、その意図が強く反映されている。ビジュアル上部には、葉影が揺れ、木漏れ日を頬に受けて、目を閉じるウー・レイ。下部には、怪しげな洗脳が行われる違法ビジネスの世界。キャッチフレーズは「そのほとりには、天上が在り、地獄が在る。---天上の茶畑から違法ビジネスの地獄へ。母を救うため息子は一線を超える」。天上を感じさせる山の中で微睡むウー・レイと欲にまみれた地獄の対比は、人の世の悪さえ包み込みながら、数千年と変わらずにそこにある山水の大きさを感じさせる。違法ビジネスの地獄に焦点をあてた本国・中国のビジュアルとは大きく違う、日本版ビジュアルの世界観。ポスターやチラシでぜひお楽しみください。

『西湖畔に生きる』中国版ビジュアル
中国版ビジュアル

『西湖畔(せいこはん)に生きる』
2024年9月27日(金)
新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

原題:草木人間|英語題:Dwelling by the West Lake|2023年|中国映画|118分
©Hangzhou Enlightenment Films
公式サイト:https://moviola.jp/seikohan
公式X(Twitter):ID @ seikohan_jp リンク:https://twitter.com/seikohan_jp

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