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『オールド・フォックス』メイキング映像解禁


侯孝賢(ホウ・シャオシェン)プロデュース、台湾ニューシネマの系譜を受け継ぐ俊英・シャオ・ヤーチュエン監督による台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』が6月14日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開。優しい父親役を演じたリウ・グァンティンのサックスを熱心に練習する人柄がわかるメイキング映像が解禁となった。

この度解禁されたのは、リャオジエの父親のリャオ・タイライを演じたリウ・グァンティンの人柄が伝わるほっこりかっこいいメイキング映像。

本作ではタイライは趣味でサックスを夜な夜な吹いているシーンが出てくるのだが、サックス奏者の役というわけでもないのにリウ・グァンティンの役作りは半年前に遡る。毎週マンツーマンのレッスンを続け、実直にひたすら吹き続ける。ほんとにごくたまに軽口を叩く程度だ。

そんな貴重なリウ・グァンティンの軽口映像が解禁!メイキング映像では、先生とマネージャーから毎週進歩が早いですと褒められると、「(マネージャーに)どうせ最後の方のレッスンしか知らないんでしょ」とこれまでの苦労を思い出したのか苦言を呈すると、「始めた時を記録している」と初期の頃からちゃんとチェックされていたことを知ると、先生に「先生ありがとうございます。いつかソロリサイタルを開くよ。冗談だよ(笑)」と最高の笑顔でジョークを言うなんともキュートなグァンティンに癒される彼の真面目でお茶目な人柄が伝わってくる映像だ。

さらに、レストランの給仕長の仕事をしながら幼い息子と慎ましやかな生活を送りながら、いつか自分たちの家を買い、亡き妻の夢だった理髪店を開くという夢を持つタイライは、独学で散髪の練習をしたり、リャオジエの訪問着を手作りで拵えたりしていたのでグァンティンの役作りの苦労は多岐にわたっていた。グァンティンは「僕たちが生きている現代とは全く違う時代の人なので彼に近づけるよう哲学や内面の思考について書かれた本を読みました。大変だったのはミシンです。器用ではないので、足踏みミシンには苦労しました。あとはサックスも半年ほど練習しましたね。他には、当時のことを知るために、昔の時代を背景にした映画をいくつか観ました。」と語っている。長期に渡るグァンティンの役作りの集大成である本編は是非劇場でお楽しみください!


『オールド・フォックス 11歳の選択』
『オールド・フォックス 11歳の選択』ポスタービジュアル

2024年6月14日(金)新宿武蔵野館ほか全国公開

原題:老狐狸/英題:OLD FOX/2023年/台湾・日本/112分/シネマスコープ/カラー/デジタル/字幕翻訳:小坂史子
配給:東映ビデオ
HP:https://oldfox11.com/
公式X:@OLDFOX0614
©2023 BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED

提供:東映ビデオ  

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