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最新台湾エンタメ|ROLAND、日台合作のリアリティー番組の応援団長に就任

ニュース提供元:三立テレビ(三立/SET)

 

三立テレビが日本の極東電視台、中華テレビ(華視/CTS)、文化内容策進院(台湾クリエイティブ・コンテンツ・エージェンシー、略称TAICCA)と共同制作中のリアリティアドベンチャー番組「上船了各位!(原題)」に、メディア出演多数の著名な実業家・ROLANDさんを応援団長として迎えることがわかった。「上船了各位!」では、ジョージ・フー(胡宇威)、グオ・ホンジー(郭泓志)、ツァイ・チャンシエン(蔡昌憲)、KID、リマ・ジダン(瑞瑪席丹)、チョン・ヤオ(鍾瑶)、レイ・アイメイ(雷艾美)ら7人の出演メンバーが、台湾の花蓮港から日本の石垣島までカヤックで航海するべく、現在猛特訓中だ。

カヌー競技でアジア人史上初のオリンピックメダリスト・羽根田卓也さんの指導の下、応援団長のROLANDさんもカヤックのトレーニングに臨んだ。「先ほど羽根田選手とカヤックの撮影を終えましたが、これまで経験したことのない難しさでした」と苦労を語る一方、「口にすると軽くなりますが、この番組にかける真剣さやこれまでにないほどの本気度を、画面を通して感じていただければ嬉しいです」と意欲を見せた。現在増量期で食事量を増やしているにもかかわらず、この一年体重が増えていないというROLANDさん。体型維持の秘訣を尋ねられると「皆さんが応援してくださっているからだと思います。周りから見られることが美意識を高める最大のモチベーションになるので、皆さんのサポートには本当に感謝しています」と述べた。

これまで、ずっとチャレンジし続けてきたというROLANDさんだが、台湾から日本までのカヤック航海ほど大規模なリアリティ番組は聞いたことがなく、「とてつもなく大きなチャレンジです」と語る。大好きな台湾とのコラボレーションだったことが今回オファーを受けた理由だと説明した上で、己を信じて大きな試練に立ち向かう台湾出演陣の決意にリスペクトを示した。

またこのような挑戦に対して、「何かに挑戦すると、よく周囲から前例がないと言われるものですが、自分が挑戦してこそ意味のあるデータになると思っています」ときっぱり。たとえ人から「君には無理だ」「不可能だ」と言われても、「前例は見つけるのではなく作るもの」という心構えで、常に自分自身に挑戦し困難を乗り越えるというROLAND哲学を披露し、7人にエールを送った。



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翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

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