台湾文化センター台湾映画上映会『春行』トークゲスト決定
「台湾文化センター台湾映画上映会2024」第2回目上映会が、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターにて5月24日(金)開催。大阪アジアン映画祭で話題となった、妻の遺体を冷凍庫で保存しようとする夫と、その家族の姿を16㎜フィルムの美しい映像で綴った『春行』が上映される。
本作は、新人監督による低予算のインディペンデント映画だが、世界4大映画祭のひとつサン・セバスティアン国際映画祭2023にて最優秀監督賞、シンガポール国際映画祭にて最優秀脚本賞、最優秀女優賞を受賞した注目作。
上映後にはポン・ツーホイ監督、ワン・ピンウェン監督がオンライン登壇、工藤将亮監督が会場に登壇してトークイベントも開催される。工藤監督は最新作『遠いところ』が、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭コンペティション部門に日本映画として10年ぶりに正式出品され、東京フィルメックス観客賞、大島渚賞、日本映画批評家大賞を受賞する注目の映画監督。ベルリン国際映画祭に参加した際に、工藤監督とポン監督、ワン監督が知り合い交流が深まったことをきっかけに、今回のトークイベントが実現した。
上映作品:『春行』
©️今日影像藝術
2023年/93分/台湾
原題:春行/英題:A JOURNEY IN SPRING
監督:ワン・ピンウェン(王品文)、ポン・ズーフェイ(彭紫惠)
出演:シー・シアン(喜翔)、ヤン・クイメイ(楊貴媚)
◆2023サン・セバスティアン国際映画祭 最優秀監督賞受賞
◆2023シンガポール国際映画祭 最優秀脚本賞、最優秀女優賞(ヤン・クイメイ)
◆大阪アジアン映画祭2024
◆2024香港国際映画祭 批評家連盟賞、最優秀男優賞受賞
◆アメリカニューヨーク New Directors/New Films by Film at Lincoln Center and MoMA
◆全州国際映画祭2024
台湾の郊外に暮らす熟年夫婦。妻の突然の死を受け入れられない夫は、遺体を冷凍庫で保存しようとする。その家族の姿を16㎜フィルムの美しい映像で綴った本作は、ポン・ツーホイとワン・ピンウェンによる共同監督作品。
本作は新人監督による低予算のインディペンデント映画だが、世界4大映画祭のひとつ、サン・セバスティアン国際映画祭2023にて最優秀監督賞を受賞し、近年盛り上がりをみせる“台湾映画の力”を世界的な映画祭において改めて証明した。日本では、2024年3月に大阪アジアン映画祭にてプレミア上映され、大きな注目を集めた。『台湾映画上映会2024』にて東京初上映となる。
トークイベント登壇者
ワン・ピンウェン(王品文)/監督
国立政治大学でジャーナリズムを学び、ロヨラ・メリーマウント大学にて映画・テレビ制作の修士号を取得。長編デビュー作となる『春行』(共同監督)が、サン・セバスティアン国際映画祭2023最優秀監督賞を受賞し、注目を集める。本作は大阪アジアン映画祭、全州国際映画祭をはじめ、シンガポール国際映画祭最優秀脚本賞、最優秀女優賞、香港国際映画祭批評家連盟賞、最優秀男優賞等を受賞した。
ポン・ズーフェイ(彭紫惠)/監督
1989年、台湾出身。国立台湾芸術大学で学び、スペインのバレンシア工科大学で芸術制作の修士号を取得中。長編デビュー作となる『春行』(共同監督)が、サン・セバスティアン国際映画祭2023最優秀監督賞を受賞し、注目を集める。本作は大阪アジアン映画祭、全州国際映画祭をはじめ、シンガポール国際映画祭最優秀脚本賞、最優秀女優賞、香港国際映画祭批評家連盟賞、最優秀男優賞等を受賞した。
工藤将亮/映画監督
1983年、京都府出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪を卒業後、松竹撮影所に入社。森田芳光監督、石井岳龍監督、山崎貴監督らに師事する。初長編監督作『アイム・クレイジー』(19)が第22回富川国際ファンタスティック映画祭NETPAC賞を受賞。『遠いところ』(22)がカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭コンペティション部門に日本映画として10年ぶりに選出され、東京フィルメックスで観客賞、高崎映画祭新進監督グランプリ&最優秀新人俳優賞、大島渚賞、日本映画批評家大賞を受賞した。
台湾映画上映会2024『春行』上映会&トークイベント詳細
日 時:2024年5月24日(金)※上映後のトークイベント
開 場: 18時30分 / 開 演: 19時00分(上映時間90分)
場 所:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階)
登壇者:ワン・ピンウェン監督、ポン・ズーフェイ監督、工藤将亮監督
※ワン監督、ポン監督はオンライン登壇
※ゲスト・イベント内容は予告なく変更となる場合がございます。ご了承ください。
≪参加無料、事前申し込み制≫
申込み受付:5/13(月)昼12時から先着順。※定員になり次第、申込み終了。
申込み先 :≪Peatix≫ https://taiwanculture.peatix.com/ ※事前にPeatixに登録が必要です。
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