最新台湾ドラマ|BLドラマVBLシリーズ第4部「AntiReset」、プレミア試写会で撮影エピソードを語る
きょう2日から配信が始まるVBLシリーズ第4部「AntiReset」のプレミア上映会が1日、台北市内で行われ、ウー・ピンチェン(呉秉宸)とホアン・リーフォン(黃禮豐)、チョウ・ヨンシュエン(周詠軒)、ララ・チェン(陳子玄)らメインキャストが出席した。
腕を怪我した孤高の教授・褚一平の元に、ヘルパーとしてやってきた人工知能(AI)搭載の人型ロボット「恒9」。何事にも好奇心旺盛な恒9が、人間味に欠けるご主人様を調教し、徐々に人間らしさを取り戻させていくというストーリーだ。
台湾大学出身の高学歴俳優、ウー・ピンチェンが冷淡な歴史学の教授・褚一平、俳優としてキャリアの長いホアン・リーフォンが人型ロボット9号、通称恒9を演じるほか、チョウ・ヨンシュエンが恒9を開発し褚一平に送りつけた衛恆、ララ・チェンが褚一平の研究助手・何麗として脇を固める。
一番難しかった点について、ウー・ピンチェンは「リーフォンをよく知っているし、撮影中も息はぴったりですが、最初のほうの数話は彼を人ではなく、物体として扱うことができませんでした。アクションがかかったら、すぐに切り替えて演技に入るのが本当に難しかったです」と、ホアン・リーフォンをロボットとみなすことへの難しさを語った。キスシーンは、最初の軽いものから最後の情熱的なものまで極めて多い。キスのときにハグするのが好きだったと二人が明かすと、現場の来場者からも、二人はトイレにも一緒に行くほど、どこに行くにもべったりだったと暴露話が飛び出した。
2話には、叔父の衛恆からシークレット機能があると聞いていた褚一平が妄想を繰り広げ、裸の体を恒9に洗ってもらう際どいシーンがある。ウー・ピンチェンは、このシーンで恒9が褚一平の足元にしゃがんで石鹸を拾う部分について「私は俳優ですから、ここは思い切って目を細めた表情を楽しもうと自分に言い聞かせました」と語った。撮影時はそのまま1分経ってもカットがかからず、なぜだろうと思っていたところ、監督やスタッフが笑いをこらえるのに必死でカットと言い忘れていたそうだ。しゃがみこんでいたホアン・リーフォンも「吹き出してしまうかと心配だったので」と、顔を上げる勇気がなかった理由を明かした。
一方ホアン・リーフォンにとって一番難しかったのは、温かみのあるロボットを演じること。視聴者が作品世界に没頭できるよう、顔の動かし方や肩関節を動かす角度を工夫したという。ララ・チェンは、恒9に嫉妬させ、主人公二人に感情の変化を促す重要なシーンではビキニ姿も披露。セクシーな女性との共演に対し、ホアン・リーフォンは笑って「ララさんがビキニ姿で現れるとは想像もしていなかったので、とても直視できませんでした」と語った。ララ・チェンが「現場では存在感が薄いのか誰もリアクションしてくれないので、自分が空気になったように感じました」とこぼすと、ウー・ピンチェンとホアン・リーフォンは、役に全力投球していてお互いしか目に入らなかったと弁解した。
BLファンを公言するララ・チェンは、劇中ではヤキモチを焼いているものの、演じ終えれば内心悲鳴を上げて興奮しているとも明かした。チョウ・ヨンシュエンが演じる叔父のキャラクターは、予告映像が公開されると大きな反響があり、あらゆるニーズに応えるため叔父さん型ロボットなども作ってはどうかという意見も寄せられた。
三立テレビ(三立/SET)と株式エスピーオーが制作する「AntiReset」は、きょう2日金曜夜9時からRakuten TVとビデオマーケットで配信スタート。日本、台湾、韓国、タイをはじめ、東南アジア、オセアニア、欧米の多数地域で同時配信される。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
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