最新中国ドラマ|「一路朝陽(原題)」「驕陽伴我(原題)」、現代ドラマに注目が集まる
引用元:wechat 德塔文科技 公式アカウント:「德塔文影视观察」
記事タイトル:「剧周报35|《骄阳伴我》首播表现亮眼,都市、古装两大赛道竞争烈度加强」
中国で市場分析を展開する德塔文科技による影視観察(datawinfilmtv)データより、2023年第35週(08.28-09.03)のドラマ景気指数TOP10にランクインしたドラマを、ピックアップ!
「一路朝陽」「驕陽伴我」、現代ドラマに注目が集まる
市場では依然として時代劇がトップを走っているが、現代ドラマも強さを見せており、リー・ランディー(李蘭迪)の「一路朝陽」の人気上昇をベースに、新たにスタートしたシャオ・ジャン(肖戦)&バイ・バイホー(白百何)の「驕陽伴我」も好調で、放送期間はわずか3日間だったが、週間ランキングでは3位となり、上位シェアの割合が高まった。
しかし今週は、ユー・シューシン(虞書欣)とジャン・リンホー(張凌赫)主演の時代劇「雲之羽」が放送され、その人気は異常なほどの盛り上がりに。今後の市場ランキングの動きとしては、現代ドラマと時代劇との熾烈な競争に直面する可能性があると分析されている。
注目の新スタート作品は「雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~」「驕陽伴我」
今週リリースされた新作は 9 作品で、先週に比べて新作の数は 6 作品増加。夏ドラマの熾烈な競争は終わり、市場は新作への新たなラウンドが開始されている。中でも「驕陽伴我」と「雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~」は放送開始から数日でランクインしており、今後の活躍が期待される。
今週は現代ドラマの増加が続き、景気が大幅に上昇、「一路朝陽」が最終回を迎えるといことで話題と人気を集めて1位、新たにスタートした「驕陽伴我」が僅差で続き、現代ドラマ市場の存在感を高めた。時代劇の成績も同様で、終盤のディン・ユーシー(丁禹兮)&ヤン・チャオユエ(楊超越)主演の「七時吉祥~エンドレス・ラブ~」の人気で経済成績1位を堅守するなど、期待通りの成績となった。
時代劇では新スタートの「雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~」の他、ティエン・シーウェイ(田曦薇)の「花轎喜事<かきょうきじ>」、ジン・ティエン(景甜)&ウィリアム・フォン(馮紹峰)の「灼灼風流」などの動きにも期待が寄せられている。
年代劇は、数量不足の中、ハン・ドン(韓棟)&ソン・イー(宋軼)主演の「蜂巢」が依然として一定の人気を集めた。他のカテゴリーでは放送されている作品が1本のみで、市場全体としては比較的単調で、現代ドラマや時代劇が主流となっている。
カテゴリー別ヒットドラマTOP3
―現代ドラマ―
第1位 「一路朝陽」
第2位 「驕陽伴我」
第3位 「装腔啓示録」
―時代劇―
第1位「七時吉祥~エンドレス・ラブ~」
第2位「花轎喜事<かきょうきじ>」
第3位「雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~」
―年代劇―
第1位「蜂巢」
第2位「前夜」
第3位「鉄馬豪情的日子」
今週の注目作品!「花轎喜事<かきょうきじ>」の作品分析
時代劇「花轎喜事<かきょうきじ>」は、今週のドラマ週間ランキング4位、ジャンル別ランキング2位にランクインし、ユーモラスな内容で若い視聴者の注目を集めた。活発で大胆なヒロインと、虚弱で病弱な男性主人公は、いままでにない映画やテレビドラマの登場人物のキャラクターとなり、斬新かつ差別化された作りが競争上の優位性を形成し、甘くて楽しいストーリー展開も、ラブ史劇ファンの愛と高評価を獲得したと分析されている。
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翻訳・編集:島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』(キネマ旬報社)『見るべき中国時代劇ドラマ』(ぴあ株式会社)『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』(コスミック出版)などにも執筆しています。
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