最新映画in台湾|義理人情に厚い男たちを描く『我最愛的笨男人(原題)』、主題歌とMVを公開
ニュース提供元:CATCHPLAY
『我最愛的笨男人(Love Fool)』の公開に先立ち、8月7日、主題歌発表会見が行われた。主題歌を歌うのは、元メジャーリーガーのグオ・ホンジー(郭泓志)、『海角七号 君想う、国境の南』のファン・イーチェン(范逸臣)、「模倣犯」のヤオ・チュエンヤオ(姚淳耀)ら本作の主演を務める3人。息ぴったりの生歌を披露し、会場を湧かせた。
イベントでは、本作に登場する義理人情に厚い男たちを称え、8月7日を「国際フーリッシュ・マン・デー」と認定。スクリーンデビューだけでなく、主題歌デビューも果たしたグオ・ホンジーは、「収録前はとても緊張していて、腕立て伏せを50回して、やっと喉が開きました」と明かした。一方、ヤオ・チュエンヤオが「ついに自分の才能を披露する機会が来ました。主題歌でも金馬奨に選ばれるチャンスがあればいいですね!」と胸を張ると、最も歌唱経験の豊富な歌手のファン・イーチェンも相棒たちの歌唱力を「87点! これ以上はあげられません」と絶賛した。
主題歌の作詞を手掛けたのは、『角頭』でも知られる本作プロデューサーのスン・チーミン(孫啟明)。スン・チーミンは、劇中のストーリーを歌詞で表現したようなものだとした上で、「ちょうど13回目の脚本を書き直しているときでした。3人が楽しそうに熱中している姿が突然頭に浮かび、25分で歌詞を書き上げました」と執筆当時を振り返った。また「ファン・イーチェン、グオ・ホンジー、ヤオ・チュエンヤオの組み合わせは、友人と中華チームの投手について話した偶然から生まれました。彼らは、メジャーリーグ級の夢の主演トリオです」と、今回のキャスティングに太鼓判を押した。
当の3人は、最初の撮影シーンがとても印象に残っているという。ファン・イーチェンは「最初の撮影は3人が口論するシーンでしたが、リハーサル中にグオ・ホンジーさんが手を怪我するほど全力の演技を見せてくれました」と明かすと、グオ・ホンジーは「初めての演技だったので、完璧にしたいと思ったんです。力が入りすぎているとは思いもしませんでした」と答えた。するとヤオ・チュエンヤオが「やっぱり演技もメジャーリーグ級ですよね」と笑いながら突っ込むなど、息のあったやり取りを見せた。
『我最愛的笨男人』は、 9月8日より台湾全域で公開。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
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