身分差を超えた愛をつかみ取る、宮廷ラブロマンス「宮廷衛士の花嫁」。本作の主要キャラクターは、発明好きのツンデレお姫さま・姜保寧を挟み、運、知力、武力、人間力をかけてぶつかり合う超絶スパダリ李謙vs優良ムコ殿候補No.１役趙嘯。

深窓の姫君・姜保寧と義賊上がりの李謙は、身分を越えて結ばれた情熱カップル。「お嬢さまは不良がお好き」（小姐爱流氓)なのは、中国だけでなく万国共通の真理なのかも知れません。

一方、甘いマスクに良い人属性、いいとこの坊ちゃん、と申し分のない優良物件なのに、なぜか振り向いてもらえない趙嘯。胸キュンシーンをこれでもかと繰り出す主人公カップルをものともせず、世界の真理に敢えて逆らう趙嘯のけなげさにも、胸キュンが止まりません！

からくり作りが趣味のお姫様・姜保寧と、母の死の真相を探るため優勝賞品の「神鬼兵器図」を手に入れたい李謙、父親の仕事を手助けするヒントを得たい趙嘯の３人は、発明品を競う機巧大会で運命の出会いを果たします。

©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

李謙＆姜保寧のここが胸キュン！

大会への参加証をすられた李謙。入手をもくろむ姜保寧と取り合いになりますが、参加証ではなく互いの手を取って回転する等々、冒頭から早くもラブ史劇あるあるの「ちゃっかり胸キュン」満載。　

そのころ趙嘯は…

大会を控え、料理屋に入る姜保寧。１人で中華料理３品も注文してどうするの？と要らぬツッコミはさておき、財布を忘れた保寧のため、スマートにお会計を申し出る趙嘯。でも、他に用事ができた保寧は趙嘯を置き去りに。ぼっち飯で３品食べた？趙嘯に胸キュン！

李謙＆姜保寧のここが胸キュン！

大会を勝ち進んだ４名に出されたお題はからくり屋敷の攻略。なぜか自然に李謙と保寧は同じルートに。冷静に仕掛けを攻略する保寧、動き出した仕掛けから保寧を救う李謙。２人のカッコよさに胸キュン！

そのころ趙嘯は…

特に苦労もなくダンジョンを突破。なのに崖落ちした保寧・李謙を助け、ケガをした保寧を気遣って決勝を棄権。いい人すぎる趙嘯に胸キュン！

深窓の姫君・姜保寧は皇后の第一候補。何とか逃れようと策を巡らせます。そこへ、宮廷衛士となった李謙と靖海侯の世子・趙嘯が現れて…

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李謙＆姜保寧のここが胸キュン！

宮中で保寧と思わぬ再会を果たした李謙。お姫様だと知って多少驚きますが、これまでとさほど変わらないタメ口態度で接します。寂しく誕生日を過ごす保寧に、お祝いの麺を作ってあげる優しさには保寧じゃなくても胸キュン！

そのころ趙嘯は…

宮中で保寧と思わぬ再会を果たした趙嘯。これまで以上に礼儀正しく接します。失くし物をした時は保寧自らが木登りして探し出してくれますが、ぐらついた彼女をキャッチしたのは李謙。せっかくのチャンスだったのにぃ〜！でも、趙嘯のそんな不器用さに思わず胸キュン！

李謙＆姜保寧のここが胸キュン！

いとこに当たる皇帝は保寧にご執心。あわや嫁がされそうになりますが、保寧の妙策と李謙の行動力で切り抜けます。李謙の機転に賭けた保寧、命がけで保寧をサポートした李謙、２人の息の合った連携プレーに胸キュン！

そのころ趙嘯は…

皇帝の宴に出席すると、手を痛めて余興の琴が弾けない保寧を助け、１面の琴を２人で合奏。口では褒める皇帝ですが、内心は嫉妬の炎がメラメラ。頼む、空気読んで趙嘯！と、見てるこっちの背筋が凍る展開。しかし、いい人ぶりが保寧のおばあちゃんに気に入られ、不行跡な皇帝に替わってムコ候補No.1に。年長者に人気の好青年ぶりにまたも胸キュン！ なのに肝心の保寧に伝わらないのは、運命のいたずらか、ラブ史劇のお約束がなせる技なのでしょうか…？

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このドラマには、スパダリの主人公・李謙、不憫な男性２番手・趙嘯に加えて第３のイケメンも登場するんです。それが、李謙のやんちゃな妹と恋仲になる青年・慶安（けいあん）。1５話から登場するや、颯爽とした身のこなしで、たちまち人気キャラに。

演じるリー・ユンルイ(李昀鋭）は、ドラマ「これから先の恋」でシャオ・ジャンのライバルを演じるなど注目を集めている期待の新星。どうぞお見逃しなく！

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「宮廷衛士の花嫁」

DVD-SET１～３ & レンタル DVD Vol.1～20　好評リリース中
レンタル DVD Vol.21～27 　2月3日（金）リリース
発売・販売元：NBCユニバーサル・エンターテイメント

公式サイト：https://kandera.jp/sp/hanayome/
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Text：林穂紅（りん すいこう）
中華圏ロックの対訳や音楽誌への寄稿を中心に活動後、OSTの仕事をきっかけに中華ドラマの字幕翻訳に従事。編著に『チャイニーズ・ポップスのすべて』（音楽之友社）、記事執筆に『中国時代劇で学ぶ中国の歴史 2023年版』『最新！注目スター＆中国時代劇ドラマガイド』（キネマ旬報社）、『見るべき中国時代劇ドラマ』（ぴあ株式会社）など。