最新中国ドラマ|フー・ゴー&ホアン・レイ「県委大院(原題)」が、放送初週で早くもトップ3にランクイン
引用元:wechat 德塔文科技 公式アカウント:「德塔文影视观察」
記事タイトル:「剧周报49|《卿卿日常》《风吹半夏》双双破2,年底头部精品表现亮眼」
中国で市場分析を展開する德塔文科技による影視観察(datawinfilmtv)データより、2022年第49週のドラマ景気指数TOP10にランキングしたドラマを、ピックアップ!第49週の調査で人気を獲得したドラマカテゴリーは、1位現代ドラマ、2位時代劇、3位年代劇という結果に。(以下ドラマ表記名は全て原題)
49週は、29本の新作ドラマが放送された。バイ・ジンティン(白敬亭)とティエン・シーウェイ(田曦薇)主演のコメディ時代劇「卿卿日常~若様と恋する日々~」、チャオ・リーイン(趙麗穎)、オウ・ハオ(欧豪)の現代ドラマ「ワイルド・ブルーム~私らしい私~」、フー・ゴー(胡歌)、ホアン・レイ(黄磊)の現代ドラマ「県委大院」が今週最も人気のあるトップ 3 にランクインした。
49週は、現代ドラマ、年代劇、SF、サスペンス、時代劇など、さまざまなテーマから 8 つの新しい作品がランクインしており、市場の嗜好は多様化する傾向にある。
その中でも最も表現力豊かなのが「県委大院」で、放送初週の週間ランキングで早くもトップ3に入った。近年の同ジャンルのドラマと比較しても、このドラマは人気・口コミともに好調で、視聴者のフィードバックによると、細部を非常にリアルに描写しており、劇中のいくつかのトピックや問題は、現実に遭遇する可能性のある状況と一致しており、社会的な面も反映されていると評価されている。東陽正午陽光影視有限公司、孔笙監督という制作チーム、そしてキャストもフー・ゴーをはじめとするスペシャルなメンバーが揃い、作品の品質も高いと評価がされている。
市場動向としては、「ワイルド・ブルーム~私らしい私~」や「県委大院」、そしてヤン・ミー(楊冪)&シュー・カイ(許凱)主演の現代ドラマ「愛的二八定律」などの主要ドラマに牽引され、現代ドラマが引き続き市場をリード。全体的な状況は先週とあまり変化はしていないようだ。
―本週カテゴリー別ヒットドラマTOP1:現代ドラマ―
第1位 「ワイルド・ブルーム~私らしい私~」
第2位 「県委大院」
第3位 「愛的二八定律」
「ワイルド・ブルーム~私らしい私~」は放送3週目で好成績を獲得、放送効果は徐々に高まっており、年末の熾烈なトップ競争の中で良好なシェアを維持している。このドラマは人気と口コミの両方が上昇しており、その理由はトップ俳優チャオ・リーインが主演、人気作家・阿耐原作、加えて傅東育、毛溦両監督による演出という、チーム全体の信頼性に大きく影響されているようだ。1990年代の改革開放の新たな段階を背景に、時代の潮流をつかみ、鉄鋼業界で財を成したトレンドセッターたちを描いたこの物語は、視聴者をスカッとした気分にさせるドラマの特徴も持っている。ビジネス戦争を描くドラマで大ヒットとなった作品は多くはないが、完全にその市場がないわけではない。上質な作品であれば視聴者の好みを捉えることができ、多くの視聴者をキャッチできることを本作が証明している。
―本週カテゴリー別ヒットドラマTOP2:時代劇―
第1位 「卿卿日常」
第2位 「天下長河」
第3位 「星河長明」
「卿卿日常」は今週終了し、最終結果も良好だった。ドラマの初期段階はラブコメ時代劇のテイストで、若い女性視聴者の市場を開拓、後期には陰謀などを含むいくつかの展開があり、放送期間全体から判断すると、とても優れた作品で視聴者を大いに魅了した。
―本週カテゴリー別ヒットドラマTOP3:年代劇―
第1位「信仰」
第2位「大客桟」
第3位「杜心五傳記」
年代劇の供給数は比較的プラスを維持。スパイドラマ「信仰」は、放送開始以来、デイリーチャートで安定したパフォーマンスを見せた作品。主流プラットホームでの公開作ではないが、好成績を獲得したのは、主演のチン・ジュンジエ(秦俊杰)やカン・チンズー(闞清子)といった主演キャストの人気による影響が大きかったようだ。
翻訳・編集:島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』(キネマ旬報社)『見るべき中国時代劇ドラマ』(ぴあ株式会社)『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』(コスミック出版)などにも執筆しています。
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