引用元：wechat 德塔文科技　公式アカウント：「德塔文影视观察」
記事タイトル：「杨幂许凯《爱的二八定律》CP吸引年轻女性|待播剧数据先鉴」

中国での市場分析を展開する影視観察（datawin）は７月20日付けのニュースで、放送待機中の注目作品として「マリアージュ･ブラン～嘘つき弁護士の愛の法則～（原題：愛的二八定律）」のデータ分析と解説などを発表した。

「愛的二八定律」は、ヤン・ミー（楊冪）とシュー・カイ（許凱）の初共演が話題の現代ドラマ。エリート弁護士の秦施（ヤン・ミー）と、高学歴だがオタクな陽華（シュー・カイ）が、偽装結婚を経て、本当の愛に目覚めていく姿を描いたラブストーリー。

その他のキャストには、秦施の元カレの陶俊輝役に「月に咲く花の如く」のリー・ザーフォン（李澤鋒）が起用され、秦施の職場のライバル・李黛役を「九州天空城～星流花の姫と2人の王～」のタン・ジンメイ（湯晶媚）が演じる。また、特別出演で「明蘭～才媛の春～」のリウ・リン（劉琳）が登場するなど、豪華な顔ぶれがそろっている。

この作品の注目ポイントとしては、歳の差カップル、結婚が先で後から愛が芽生える恋愛パターン、三角関係といった現代ドラマの鉄板ネタが盛り込まれた点で、市場においても固定ニーズが見込まれており、その反応の良さが期待されている。

また、シュー・カイとヤン・ミーという超人気者同士の組み合わせと新鮮さも、視聴者を引き付けるポイントになっているようだ。 数値データでの結果からは、視聴者層が主に若い世代の女性に広がっており、SNSなどを通じての興味、関心度の高さが推測される。

制作段階から期待値の高い作品としても知られるこのドラマ。話題作のスタートが続くドラマ市場での健闘が楽しみだ。

翻訳・編集：島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』（キネマ旬報社）『見るべき中国時代劇ドラマ』（ぴあ株式会社）『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』（コスミック出版）などにも執筆しています。