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【最新ドラマin台湾】ツェン・ジンホア×シャオ・ユーウェイ、癒やし系幽霊コメディ『我的麻吉4個鬼』がクランクアップ!

ニュース提供元:甲上娯楽

『我的麻吉4個鬼』場面写真1

『悲しみより、もっと悲しい物語』プロデューサーのジュアン・チュンチュン(荘淳淳)と、『大いなる餓え』の監督シエ・ペイルー(謝沛如)がタッグを組んだ、癒やし系爆笑コメディ『我的麻吉4個鬼(原題)』(仮訳:相棒は4人の幽霊)が、このほどクランクアップした。主演はツェン・ジンホア(曽敬驊)とシャオ・ユーウェイ(邵雨薇)。そのほかルー・イーチン(陸弈静)、ツァイ・ジャーイン(蔡嘉茵)、チャン・ザイシン(張再興)ら金馬奨級の実力派俳優が、従来とは異なるタイプの幽霊を演じる。

『我的麻吉4個鬼』場面写真2

プロデューサーのジュアンと監督のシエは、ドラマ版「悲しみより、もっと悲しい物語The Series」以来、本作が二度目のコラボとなる。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大という厳しい状況下での撮影となったが、ヒットメーカーとして知られるジュアンは、シエの細やかな感情描写を高く評価した。

ジュアンは「感染症(COVID-19)が蔓延する中での撮影は困難が予想されましたが、それでも数日おきに撮影を続けました。そこに梅雨の季節の到来……これまでの人生で、最もチャレンジングな仕事でした」と話した。そうした苦難を乗り越えたクランクアップの際、シエは「すべてのスタッフと出演者にとても感謝しています。皆の寛容と協力があったからこそ、この作品を完成させることができます」と心から感謝の意を示した。

『我的麻吉4個鬼』場面写真3

学園スリラー『返校 言葉が消えた日』で魑魅魍魎に追われる学生を演じたツェン・ジンホアは、本作で孤独なニート阿緯役に挑戦。元々運が悪くどん底人生をおくっていた阿緯は、思いがけず死に損なった上に4人の幽霊(グチ幽霊=ルー・イーチン、泣き虫幽霊=ツァイ・ジャーイン、ヘビースモーカー幽霊=チャン・ザイシン、いたずらっ子幽霊=洪君昊/ホン・ジュンハオ)に取り憑かれ、運命の分かれ道に差し掛かる。幸いにもシャオ・ユーウェイ演じる守護天使の筱茵が助けの手を差し伸べるが、そのとき本来交わらないはずの人と幽霊の運命が変わっていく……。

シャオ・ユーウェイは、本作の撮影で一番大変だったのはツェン・ジンホアとの共演シーンで、幽霊に取り憑かれた彼が爆笑しても、自分は吹き出してはいけないことだったと明かした。『我的麻吉4個鬼』は、2023年夏休みシーズンに台湾公開予定。

翻訳:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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