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【最新ドラマin台湾】純愛ラブコメディ 「愛は3日後に(原題:愛情發生在三天後)」、Netflixで全世界配信

ニュース提供元:Netflix

「愛は3日後に」場面写真
Netflix

Netflix(ネットフリックス)で、華語ドラマ「愛は3日後に」(原題:愛情發生在三天後)の配信が始まった。世界190の国・地域で最新話を同時配信する。

主演のリウ・グアンティン(劉冠廷)は「愛は人間にとって常に大きな課題なので、海外の皆さんにも共感していただけると思います。ただ恋愛観やスタイルは人それぞれなので、皆さんと一緒にストーリーを追っていけたらと思います」と、全世界配信に対する喜びを語った。ヒロインのアニー・チェン(陳庭妮)は、「普段から見ているNetflixで、本作が世界配信されることにワクワクしています。私も愛は言語を越えて世界共通の感情だと思うので、各国の視聴者がどのような感想をシェアしてくれるか楽しみです」と話した。

「愛は3日後に」は、深く考えずとも気軽に恋愛できるこの時代に、あえて恋愛の痛みをストレートに掘り下げる。本作でタッグを組むのは、「火神の涙」でもカップルを演じたリウ・グアンティンとアニー・チェン。アニーは再共演について、「過去の共演経験がお互いプラスに作用しています。これまで積み重ねてきた絆があるので、重いシーンの撮影でも心配いりません。口論したり責めたり、彼に噛みつくシーンでさえ、とてもスムーズにできたと思います」と、グアンティンへの信頼を示した。

グアンティンは、「前作では恋の芽生えを演じましたが、今回の役は一度気持ちが再燃したら止められない感じです。基本的にはお互いの進め方や間の取り方がわかっているので、スムーズに進めることができました」と答えた。またグアンティンは、『同級生マイナス』で共演したシー・ミンシュアイ(施名帥)とも再び同級生を演じる。グアンティンは、これまでと全く異なるキャラクターを演じて見せたミンシュアイを絶賛。撮影時間が長かったため、共演者同士の関係やチームワークがより向上したと話した。

「愛は3日後に」第1話のハイライトは、8年ぶりにグアンティンに再会したアニーが、彼の腕に噛みつくシーン。その一連のやりとりがネットで拡散され、アニーは「サメ女」、噛みつかれたグアンティンは「チキン男」と呼ばれ、世論を賑わすことに。このシーンは、MRT運行時間外の早朝に駅を貸し切りにして行われ、制作チームと俳優、エキストラ全員のチームワークが問われる大変な撮影だったという。主演の二人は一息に言う長セリフが多いため、一つ言い間違えると最初から撮り直しになる。アニーは「長くて難しい撮影でした。特に撮影現場の状況が印象に残っています。まさに悪魔のシーンでした」と当時を振り返った。最終的に何度もリテイクしてようやく撮り終えたというこのシーンは、現場の苦労の甲斐あって見応えのあるシーンに仕上がっている。

メインキャストは、リウ・グアンティン、アニー・チェンをはじめ、シー・ミンシュアイ、モン・ガンルー(孟耿如)、リン・ジェーシー(林哲熹)、アギー・シエ(謝沛恩)、ユエン・アイフェイ(袁艾菲)、ケイティ・チェン(陳語安)ら実力派俳優。Netflixで毎週土曜、台湾夜9時半(日本時間夜10時半)より最新話配信中。

翻訳:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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