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【最新映画in台湾】今年度興行収入トップの華語映画『呪詛』(原題:咒)、Netflixで間もなく配信開始

ニュース提供元:牽猴子

良質な華語コンテンツの配信に力を入れるNetflixが、台湾で大ヒット中のホラー映画『呪詛』(原題:咒)を7月8日より配信する。独特なスタイルで撮影された本作の興行収入は1億7000万ニュー台湾ドル(約7億6500万円)を突破し、オリジナル・ホラー映画としては台湾映画史上1位の興行収入を記録した。また台北電影節の長編劇映画賞、監督賞を含む7部門にノミネートされるなど、その作品性も高く評価されている。

『呪詛』(原題:咒)場面写真1
Netflix

『呪詛』は、高雄で実際に起きたショッキングな事件に基に、5年の準備期間を経て制作された。監督のケヴィン・コー(柯孟融)は、「一人の監督として、自分の映画がNetflixで世界中に配信され、より多くの視聴者がなんら制約を受けることなく作品を楽しんでもらえることが嬉しいです」と興奮をにじませる。また、海外市場に参入し全世界のホラーファンが見られる作品を撮ることが夢だったとし、「世界中の視聴者が怖くて夜も眠れなくなると想像するだけでもワクワクします。皆さんの感想やリアクションも楽しみです」と語った。

台湾発のホラー映画『呪詛』は、世界190以上の国と地域で7月8日より配信予定。台湾ならではのストーリーを通して、主人公と共に呪いを解きつつ没入型の恐怖体験が味わえる。

『呪詛』(原題:咒)場面写真2
Netflix

Netflixでは、台湾で大ヒットした『返校 言葉が消えた日』、『呪われの橋』、『縄の呪い』、『縄の呪い2』などの華語コンテンツをはじめ、イタリアの『クラシック・ホラー・ストーリー』、科学と超常現象が融合したドイツのスリラー『恵まれた子供たち』、アメリカの『闇はささやく』、『ノー・ウェイ・アウト』など、世界的に有名な各国ホラー映画を多数配信中。

『呪詛』(原題:咒)場面写真3

『呪詛』(原題:咒)場面写真4

『呪詛』(原題:咒)場面写真5

『呪詛』(原題:咒)場面写真6
Netflix

翻訳:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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