Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

【最新エンタメin台湾】「We Best Love」キャストがリアリティ番組で再集合、ズーホンとユーの料理は大絶賛、レイとリー・チーは白熱の熱戦

ニュース提供元:結果娯楽  画像・動画提供:WeTV、結果娯楽

リアリティ番組「微波爐男孩的假期(原題)」(仮訳:WBLボーイズの休日)が、放送直後から熱い議論を呼んでいる。同番組は、BLドラマ「We Best Love:永遠の1位/2位の反撃」(以下、WBL)のキャストが、ドラマの枠を超えて2泊3日のキャンプ・バカンスに挑むというもので、レイ・チャン(張睿家)、リン・ズーホン(林子閎)、ユー(楊宇騰YU)、シー・チーティエン(石知田)、リー・チー(李齊)、エヴァン・ルオ(羅德弘)の6人が出演する。

11月26日に発売された同名のドキュメンタリーブック『微波爐男孩的假期:別樣旅行紀實』のサイン本は秒殺で完売。オンライン書店博客来のチャートでは通常版とサイン版が1、2位に急上昇した。

3回目の放送では、メンバー6人が気温38度の中、それぞれ分業に励む。テントを張り終わった後は、投票によってキムチチゲの夕食に決定。普段から料理をたしなむズーホンがそのミッションを受け持ち、「まずネギ、ニンニク、トウガラシを炒め、香りが出たら出汁スープと具を入れる。沸騰したら、キムチ、肉、最後に卵を入れる」と、作り方を詳しく説明した。レイは「水を沸騰させて、キムチと肉を入れればいいと思っていた。ズーホンが料理にこんなこだわりがあるなんて知らなかったよ。いい香りでおいしい」、リー・チーは「みんなで作ったら、お互い振り向きざまにぶつかったりして混乱すると思っていたけど、そんなことなかった。ズーホンのキムチチゲは9.5点。お店を開けるよ!」と、口々にズーホンの腕前を絶賛した。

◆第3回 予告映像


鍋一つではみんなが満腹にならないのではとのリーダー・レイの気遣いによって、さらにその場にあった食材で鶏肉じゃがも作ることに。しかし料理長の重責を担うユーが「手持ちの調味料では、どうやっても作れない。まず砂糖がないんだ」と不安そうに伝えると、ズーホンが砂糖の代わりにコーラを使うことを提案。ユーは「すごくユニーク。少し前、コーラで何か煮るのが流行ったけど、本当に使えるなんて。みんなも気に入ったし、サプライズな収穫だった」と話した。エヴァンも「ジャガイモはホクホクで、鶏肉はやわらかくていい匂い、それに甘い玉ねぎとニンジン。もし白米があったら白米キラーだね」と、追加メニューも大好評を博した。

一方、制作スタッフは、WBLファーストシーズン「永遠の1位」に出演したベル・シン(辛樂兒)とザック・ファンジアン (范姜彥豐)がプレゼントを持って現れるというサプライズをセッティング。しかしメンバーは、このサプライズに全く驚く素振りなし。レイは「みんな疲れすぎて、驚きを上回ったんだ。もっと早く来て手伝ってくれればよかったのにって思ったくらい。それに食べ物が足りるかも心配になったし、いったいサプライズなのか罰ゲームなのか」とやるせなさそうに話した。ベルは「みんながドン引きしているのがわかった。でもいざ登場というときは、子どものころのエイプリルフールみたいに緊張した」と話した。ザックは、昼間の買い出しやテント作りでみんな疲れてしまったのだろうと察した上で、「人生にやり残したことはない」とコメントした。

その後は、この特別ゲストがチームを率いて3対3の「目隠しドッジボール」を行った。ルールは、まず両目を目隠しして10回周り、リーダーの合図でボールを投げる。ぶっとんだ個性で知られるリー・チーは、「人生はレースだ!」と初戦でレイを失脚させるべく不意打ちをかける。それが逆にレイの勝負欲に火をつけ「どんな勝負も勝つのが目標!彼らは眠れる獣を目覚めさせた」と勝利を誓う熱戦に。後半になればなるほど真剣味を帯び、レイはプロレスよろしくリー・チーを倒してボールを奪取。リー・チーと同じチームのチーティエンは、「レイ、なんて形相しているんだ。こわいよ」と悲鳴を上げた。対戦が熾烈を極めたまさにそのとき、ズーホンとユーはみんなの夕飯のために仲良くクッキング。映像は、天国と地獄の対比の様相を呈した。

WeTV、結果娯楽が共同制作する「微波爐男孩的假期」は、毎週金曜夜8時、WeTVで独占配信中。毎週1話更新で全8回。また6人がコラボする主題歌「Be My Lover」のMVとメイキング映像も公式サイトで公開中。

◆主題歌「Be My Lover」MV

◆「Be My Lover」MV メイキング映像



翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP