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【最新エンタメin台湾】BLドラマ「We Best Love」シリーズの主要キャストが、リアリティー番組で合同キャンプ生活 

ニュース提供元:結果娯楽  画像・動画:WeTV、結果娯楽

WeTV、結果娯楽が共同制作するリアリティ番組「微波爐 男孩的假期(原題)」(仮訳:WBLボーイズの休日)の記者会見が11月11日、台北市で行われた。番組の監督をはじめ、レイ・チャン(張睿家)、ユー(楊宇騰YU)、シー・チーティエン(石知田)、リー・チー (李齊)、エヴァン・ルオ(羅德弘)らが登壇し、WBLボーイズ風船に空気を入れるセレモニーを行った。出演者の一人であるリン・ズーホン(林子閎)は、あいにく仕事の都合で登壇はかなわなかったが、オンライン通話で会見に参加した。

 

出演者は、今年上半期に配信され世界各地で大きな反響があったBLドラマ「We Best Love:永遠の1位/2位の反撃」(以下、WBL)の主要キャストたち。ドラマの役柄を離れ、本来の自分に戻った6人が再び集い、宜蘭で2泊3日のキャンプ生活をするという内容で、脚本のない彼らの日常とプライベートの姿が映し出される。

記者会見では、放送に先駆けてハイライト映像が初公開された。事前にグループメッセージでいろいろ相談したというメンバー6人。レイ、ユー、エヴァンが機材担当、リン・ズーホン(林子閎)、チーティエン、リー・チーが食材担当として、限られた予算と時間内に物資を調達していく。


リーダーと力仕事担当のレイは、「キャンプは初めてだったけど、皆をおしのけるほどハマった。皆で全工程を楽しみ、臨場感を味わうことができたよ。番組では、僕たちそれぞれの性格とか、ドラマでは見られなかった姿が見られると思う」と話した。レイと同様、キャンプ初体験のユーは「初キャンプは面白かった。プライベートの自分をみんなに見せるのも初めて」と話した。レストランマネージメント学科卒業の彼は、メンバー公認のベストシェフとして、屋外の料理にも挑んだ。進行と皆のサポート役は、思いやりのある性格のエヴァン。「穴があれば埋める役割」と自称し、善後策を担った。

「僕は笑いを取るのではなく、自分らしく過ごした」という自称エンタメ担当のリ-・チーは、「暑過ぎて、初めから終わりまで下着が乾く暇がないほど汗をかいていた」と皆を笑わせた。チーティエンは、チームのブレインとして冷静に頭脳を働かせる役割を担い、「みんなが行き過ぎたら現実に戻す」と話した。食材購入を8888元以内に収めることと、ルールを守らないメンバーの面倒を見る任務を負ったサブリーダーのズーホンは、「プレッシャーがすごかった」とビデオ通話を通して当時の心情を吐露。しかし、キャンプでふるまった手料理が好評で、自信がついたと話した。

キャンプ生活では、三食の自炊のほかゲームをしたり語り合うシーンも。チーティエンは、印象深いエピソードとして「レイとリ-・チーが対戦したときは、まるで戦場みたいだった」と明かした。チーティエン自身は、1日目の夜にまさかの落涙。「話していた話題が深かったので、(涙を)抑えられなかった」と振り返った。またリ-・チーとエヴァンは、海外留学時にいじめられた経験を明かすなど、6人はお互いに対する理解をさらに深めたようだ。

会見では、メンバー6人による番組主題歌「Be My Lover」のMVも初公開された。歌は初めてというレイ、チーティエン、エヴァンはレッスンを重ねてレコーディングに挑戦。レイは「自分の低い声を先生が魅力的だと言ってくれたので、サブでバスを担当した」、チーティエンは「とりたてて歌がうまい人間じゃないけど、6人でまたコラボできて感激。限定の男子ユニットになったみたいだ」、エヴァンは「それぞれ自分の個性を発揮して、自信と皆の評価を得ることができた」、ズーホンは「時間がない上に、初めてのコーラスだったので、プレッシャーが大きかったが、皆でキャンプした成果を見られることが楽しみ」と、それぞれに感想を語った。この曲では、音楽家のリ-・チーが奏でるバイオリンの音色も聴くことができる。「レコーディング時は、ワクチンを打ち終わったばかりで、全身ふらふらだった。どうにか踏ん張って弾いた音は、当時の自分の体と同じく柔らかいだろう」と話した。

ドラマの枠を超えて挑んだ6人のキャンプバケーション。「微波爐男孩的假期」は、11月12日より毎週金曜夜8時、WeTVで独占配信中。毎週1話更新で全8回。主題歌「Be My Lover」もデジタル音源・MVともに配信中。


翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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