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【最新ドラマin台湾】「最後の雨が降るとき(原題:無神之地不下雨)」配信日決定!  ジョセフ・チェン、アリス・クーが「神演技」で初共演

ニュース提供元:結果娯楽(文字)、三鳳製作(画像)

世紀末ラブストーリー「最後の雨が降るとき(原題:無神之地不下雨)」は新鋭監督のホン・ズーポン(洪子鵬)と金鐘賞を受賞した脚本家のジエン・チーフォン(簡奇峯)がタッグを組み、キャストはジョアンヌ・ツァン(曾之喬)、フー・モンボー(傅孟柏)、ヤン・ユーリー (顏毓麟)に加え、ジョセフ・チェン(鄭元暢)とアリス・クー(柯佳嬿)も友情出演を果たす。

   

新しく公開されたトレーラーから、ジョセフ・チェンが演じる「風の神」とアリス・クーが演じる「雲の神」の間の神秘で謎の関係が初めて解禁され、プライベートでは長年の知り合いという二人だが本作では初共演だ。

◆「最後の雨が降るとき」予告映像(iQIYI(愛奇芸)国際版サイト)


ジョセフ・チェンが演じるのは高い神通力を持ち、「因果矯正司」を管理する風の神「Fali」、アリス・クーが演じるのは自由に人の心に出入りできて、虚実を見抜く雲の神「Toem」。

二人とも人間ではないキャラクターに挑戦するのは本作が初めて。ジョセフ・チェン曰く、「Faliは因果矯正司の司長で、ストーリー全体と時間軸に対して他のキャラクターより詳しいでいなければいけないので、現場でよく監督と脚本家と討論していた。人間じゃないキャラクターだから、自由に自分のアイディアを発揮させてくれた制作チームに感謝です」と話し、アリス・クーは「初めて神を演じるので、Toemに人間との違いを付けたくて、表情、話し方と雰囲気を一般の人間っぽくしないように心がけた。そしてこのキャラクターを特殊能力持ちの女子だと想像しながら演じてみたら、自分の中ではある程度バランスを掴んだと思う」と話した。

今回の出演で一番チャレンジングだったことを聞かれ、アリス・クーは「幽霊っぽい怖い雰囲気を出さなきゃいけない場合もあること。そのため、集中力がとても重要でした。集中力が抜けたら恥ずかしくなったり、笑ったりしてしまうから」と答えた。

また、ジョセフ・チェン曰く「雲(の神) は変化万千で、粋な感じだが、風(の神) はちょっと頑固で、この二人の神の対比はとても鮮明だ。なので、僕の一番印象に残るシーンは、この二人の神がお互いに変身するシーン。雲(の神) を演じるため、彼女の粋がある表情、歩き方や仕草をマネしなければいけないので、とても楽しかった。」と話した。

役作りに関しては、ジョセフ・チェンは「脚本を読み終わったところ、一番準備しておかなきゃいけないのはアミ族語だと思った。セリフの中には呪文っぽいもの、感情深いものや怒りなど様々な感情で言うものがあり、何回もアミ族語のレッスンを受けて準備をしていた。」と話した。

他にも、ジョセフ・チェンとアリス・クーは撮影前に雲門舞集の元トップダンサー・邱怡文(チョウ・イーウェン)から仕草と身体表現の訓練を受けたそうで、ジョセフ・チェンは「キャストの中で、クランクイン前から知っているのはアリスさんだけだった。身体表現 訓練も彼女と一緒の場合が多く、制作チームが手配してくれた訓練が終わった後でも二人で先生のレッスンを受けに行った。アリスさんと一緒に仕事をするのは気が楽だし、彼女がユーモアでコメディに似合うなとも思う」と語った。アリス・クーも「小綜(※ジョセフ・チェンの愛称)は身長が高いので、立っているだけで迫力を感じて、孤高で横暴な感じだけど、本人はとても元気で面白くて、撮影現場でも雰囲気作りをしてくれて、彼と一緒に仕事するのが好きだ」とジョセフ・チェンを褒めた。

「最後の雨が降るとき」は台湾原住民(先住民)アミ族の精霊信仰神話の世界観をベースにした物語。環境問題から、これ以上その地を加護しない選択をした神々が、最後の雨と共に人間から離れていく様子を描く。10月17日から毎週日曜夜23時(日本時間)iQIYI(愛奇芸)国際版サイトで世界191カ国・地域にて配信開始。台湾の地上波テレビ局・華視では同日夜22時(日本時間)から放送、ケーブルチャンネル・八大ドラマチャンネルでは(八大戲劇台)10月23日から毎週土曜夜21時(日本時間)から放送される。


翻訳・編集:Cinem@rt

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