【最新ドラマin台湾】「逆局-闇夜將至」(邦題:追撃者~逆局~)、ヴィック・チョウの正確なプロファイリングに視聴者驚嘆
ニュース提供元:iQIYI(愛奇芸)国際版サイト
配信がスタートしたiQIYI(愛奇芸)オリジナルの華語ドラマ「逆局-闇夜將至(原題)」(邦題:追撃者~逆局~ ※編集部追記2021.12)が好評だ。細やかで手の込んだ映像、緊張感みなぎる刺激的なテンポに加え、恐怖心をあおる衝撃的なストーリーがファンの心を掴んでいる。週2話の配信では物足りないという声が上がり、新たに神ドラマのリストに加えられた。
画面にはこだわり抜かれた小道具、シーンが展開され、特にサイコパスな殺人者が女性の背中を切り裂いて「血まみれの翼」を作ったり、模倣犯が妊娠中の女性をバラバラにしたりと各話に死体が登場し、犯罪手法と検視過程のリアルさで視聴者の限界に挑んでくる。そのインパクトはもはや18禁レベルを超越しており、「食事中に見られない」「血圧が上がった」という声も多く聞かれた。
リー・ミンシュン(李銘順)は当初、検死室のシーンを撮るまでは落ち着いて台本を読んでいたが、撮影中に気分が悪くなり、胃痛がしたので体調不良だと思った。翌日の撮影でも同じ症状が出たが、思いかげず隣にいたベルナート・チュウ(朱軒洋)が「なぜかわからないけど、昨日からずっと頭が痛い」と口にしたとき、ミンシュンはようやく現場に影響されたのは自分だけではないと気づいたと明かした。
一方、ヴィック・チョウ(周渝民)演じる梁炎東の的確なプロファイリングは、新人刑事の任非(ベルナート・チュウ)の信頼を徐々に勝ち取るだけでなく、多くの視聴者を沸かせたが、実は撮影現場は笑いに満ちていたという。分析の過程を演じるシーンでプロ魂を見せ台詞を正確に表現したヴィックだが、彼の出番を待っていたベルナートが、バッテリー不足で撮影中にあくびをしていたのがバレてしまい、現場は笑いに包まれた。
ヴィックは「ベルナートの演技には爆発力があり、彼がそれを発揮できる場を得たとき、皆の想像を超えてくる」と明かした。対してベルナートは「時間をかけていろいろ教えてくれ、一緒に演じくれる。ヴィックのようないい先輩に出会えて嬉しい」と答えた。
なお、「逆局-闇夜將至」のプロモーションソング「不留活口」を歌うのは、ティンティンこと元マジックパワー(MP魔幻力量)の シャオ・ビンチー(蕭秉治)。2枚目のソロアルバム『狂人』の制作が佳境に入る中、正式リリースの前に「不留活口」のみ先出し配信する。
シャオ・ビンチーは、本作の緊張感あるサスペンスフルな雰囲気に感動し、善と悪は絶対的なものではないと考えさせられたという。「不留活口」は9月17日より楽曲、MVともにオンライン配信中。
疑惑と謎が次々と迫る「逆局-闇夜將至」は、毎週金曜夜8時(台湾時間)に愛奇芸国際版サイトで独占配信中。世界191カ国で同時配信され、VIP会員は2話先取り、台湾の緯来電影テレビ(緯來電影台)では毎週土曜日夜9時から放送中。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。
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