【最新ドラマin台湾】ティファニー・シュー、リー・ペイユー、トビー・リーほか豪華共演!「ふたりの私(原題:她和她的她)」制作決定
ニュース提供元:GTV八大電視
台湾のテレビ局・GTV八大電視の投資を受けるドラマ制作会社「四方四隅」が、映画制作、配給会社「華文創」と手を組んで、初のオリジナルドラマ「ふたりの私(原題:她和她的她)」を制作することが決定。9月14日に本作のキャスト、スタッフが発表となった。
監修は映画業界のベテラン、イェ・ルーフェン(葉如芬)が務め、監督作がヴェネツィアやベルリンなどの国際映画祭にノミネートされたチュオ・リー(卓立)がメガホンを取り、金鐘奨で脚本賞受賞のウェン・ユーファン(溫郁芳)が脚本家を務める。
キャスト陣には、台北映画祭で主演女優賞、金鐘奨で最優秀助演女優賞を受賞したティファニー・シュー(許瑋甯)や映画『ソウルメイト/七月と安生』や「大唐女法医」で主演を務めたトビー・リー(李程彬)を筆頭に、金鐘奨で短編ドラマ最優秀女優賞を受賞したウェン・チェンリン(溫貞菱)、映画『1秒先の彼女』で金馬奨最優秀女優賞にノミネートされたリー・ペイユー(李霈瑜)、そして金鐘奨で最優秀女優賞を受賞したアリッサ・チア(賈靜雯)と最優秀男優賞を受賞したウー・カンレン(吳慷仁)なども共演し、最旬な豪華キャストで台湾オリジナルドラマ制作の新たなマイルストーンを作った。
「ふたりの私」は一話60分の全8話。監修を務めるイェ・ルーフェンは近年映画『大仏+』、『ひとつの太陽』、『同級生マイナス』や『1秒先の彼女』などで金馬奨だけでなく、アカデミー賞などの国際映画祭でも異彩を放つ。初めてのドラマ制作に対して、イェ・ルーフェンは「今までの映画作品では、長さの制限で物語を語り切れない残念な場合もあったが、ドラマだったらもっと豊富な物語を語る形で、視聴者ともっと近づけると思う。これは私がこの女性キャラクターの視点から始まるドラマ「ふたりの私」に参加する初心だ」と語った。
「ふたりの私」の脚本家、そして制作会社「四方四隅」のクリエイティブディレクターも務めるウェン・ユーファンは今まで様々な題材のドラマを手掛けてきた。
彼女曰く、ドラマ「ふたりの私」が語りたいのは女性が台湾社会で直面する様々な困難と侵害で、事件の"その後"に関する物語でもある。ドラマの意図は、女性として直面する束縛を多面的に討論すること、そしてメインのストーリーラインは女性主人公・林晨曦が受ける身体的な傷でより深く、複雑になる。
本作は今年5月にクランクインしたが、コロナ感染拡大で一度撮影を中止し、8月初めに再開。クランクアップは10月に予定している。
本作で登場シーンが多いティファニー・シューが演じるのは、未来に期待していたが中学校時代に侵害され、その後ストレス障害で苦しむ少女というかなりチャレンジングな役だ。この作品に惹かれた理由に対して、ティファニー・シューは「ストレス障害(の症状や反応)は様々で、そのうちの一つを演じることで、視聴者の皆さんが共感しストレス障害からゆっくりと回復できたらいいなと思っている。自分が輝いてから人々を照らすことができる。このキャラクターは、皆さんを連れて、光に向かって温かさを感じさせるキャラクターだ」とコメントした。
ティファニー・シューは、クランクインの2ヶ月前に脚本をもらってからずっとキャラクターとして生活していたと語った。キャラクターに関連する本もたくさん読み、2ヶ月をかけてキャラクターに近づいた。
ティファニー・シュー曰く、準備期間が長いのはとても幸せなことで、監督のチュオ・リーは本読みの時にキャラクターの重要なシーンを選び、みんなで時間をかけて話し合っていた。昔は癒すキャラクターを演じることがあったが、今回演じるのは心が砕けてから回復していく、かなり内面的な演技が必要なキャラクターなので、大きな挑戦だという。
劇中でティファニー・シューが演じるキャラクターが高校生の時、彼女のそばにいた同級生役を演じるのはウェン・チェンリンとリー・ペイユー。
ウェン・チェンリンが演じるのはお金持ちのお嬢様で、役作りのために彼女は周りの似たような環境で育てられた友人を観察したり、自分の仕草や話し方を調整したりしていた。ウェン・チェンリンは「普段自分の立ち姿や座り姿に気づいたことがなかったが、このドラマの準備と撮影期間では、撮影が終わってもできるだけ日常生活でもレディーっぽく過ごしている」と語った。
一方、リー・ペイユーが演じるのは熱血で真っ直ぐで、勇敢に制度にぶつかっていくような女性。リー・ペイユーは「ずっとこの物語と出会うことを待っていたので、脚本を読んだときにとても感動した。ストレス障害の資料を読み、周りにもストレス障害で苦しんでいる友人がいるので、この物語が砕けた心を癒して助けが必要な人の力になれることを願っている」と語った。
翻訳・編集:Cinem@rt編集部
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