有終の美を飾ったBLドラマ「Be Loved in House 約・定~I Do」、番外編企画にファン歓喜
BLドラマ「Be Loved in House 約・定~I Do」が、7月29日に最終回を迎えた。
Rakuten TV 6、7月総合月間ランキング連続1位、Video Market 6、7月アジアコンテンツTOP1など日本の各動画サービスで好成績を残したほか、台湾のVidolで2021年上半期ドラマアクセス数1位、KKTV台湾ドラマランキング12週連続1位、ハイライト映像のYouTube再生回数1000万回突破など、およそ50カ国余りのファンを魅了した。
特に日本と韓国での人気は非常に高く、コメントは万単位に達し、30日の時点でTwitterの日本公式アカウントのフォロワーは5000人を超え、台湾BLドラマとしては最多フォロワー数を獲得。FacebookやInstagramの台湾公式アカウントでも週に2000人単位でフォロワーが増えている。
制作チームはそんなファンの熱い支持に応え、今週(8月5日)同時刻、番外編「約定の後」で再び人気カップルの姿を見せることを発表した。
最終回では、アーロン・ライ(頼東賢)とハンク・ワン(王碩瀚)の二人がベッドで激しくキスするなど、ますます大胆になる二人のイチャイチャぶりが視聴者を熱くさせた。特にベッドシーンでは、アーロンの強引な優しさとハンクのエロティックな表情が「鼻血出そう」と大絶賛。
本作の人気に伴い、写真集やサウンドトラックなど関連グッズも次々と発売され、中でもキャストの直筆サイン入りの写真集は秒殺で完売した。
アーロンは、ハンクやディーン・リー(李迪恩)とのラブシーンを振り返り、次のように話す。「ハンクに対しては、まるで数百個の核爆弾が一度に爆発したかのような、ずっと溜まっていたエネルギーが溢れて、抑えられないという感じ。ディーンは、お互いよく知っていながら征服するような感じだった」。
男性とのラブシーン経験は豊富だが、これまで女性とのラブシーン経験はないアーロン。そのため「女性と男性でどう違うかは比べようがない。いつか女性とのラブシーンを演じたときは、皆さんに報告するよ」と冗談めかして答えた。もしゲイだったら、かわいい系とマッチョ系のどちらに惹かれるかとの質問には、「自分にかわいい系の要素はないので、逆に惹かれる。すごく保護欲をかきたてられると思う」と明かした。
ディーンは、BLドラマの出演は初めてではないが、今回のように親密で感情を煽るシーンは初挑戦。相手がアーロンかハンクかにかかわらず、撮影時は心臓のドキドキという鼓動が聞こえたほどだという。「お互い見つめ合う時間が長くて、無意識に耳まで赤くなった。役にのめり込み過ぎることで、生理的な反応まで起きるとは思わなかった」と恥ずかしそうに話した。また思わせぶりな態度を取るのが得意な役を演じたディーンだが、プライベートでは違うそうで、そんな演技が自然に表現できたのは、すべて監督と相談したおかげだったという。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。
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