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新スタイル!バラエティ番組「綜藝玩很大」のオンライン・コンテンツに大反響

jニュース提供元:三立テレビ(三立/SET)

新型コロナウイルス感染症の感染拡大後、台湾のテレビ局ではスタッフやタレントの安全を守るため撮影が中止され、番組の多くがコンテンツの再放送を余儀なくされている。そこで中国テレビ(中視/CTV)と三立テレビ(三立/SET)による屋外ロケ番組「綜藝玩很大(原題)」(英語:Mr. Player)は、おうち時間に退屈する視聴者のために、YouTubeの公式チャンネルでオンライン限定のコンテンツ「玩很大Online」を立ち上げた。

  

6月27日に配信した初回は、司会者KID(林柏昇)のほか、リー・ジャーイン(李佳穎)、アラン・コー(柯有倫)、リアン・カイリー(梁凱莉)を招きゲームを行った。反響は大きく、ライブで視聴した人は6000人近くにのぼり、その後24時間足らずで再生回数は16万回を突破。「すごく面白い」、「こういう撮り方もいい」、「おうち時間が寂しくなくなり、ステイホームで感染予防できる」との高評価コメントが続々投稿された。


新コンテンツは、別々の場所にいる4人が2種類のゲームに挑み、優勝者には180万人以上のフォロワーを有する 「綜藝玩很大」のファンページで、自身のプロモーション投稿をする権利が与えられるというもの。このインセンティブを得るために、4人全員が「何を食べている音か当てる」、「質問を重ねて対象物が何かを当てる」などの ゲームに本気で没頭した。

また、カイリーが繰り出す天然なボケ回答に、KIDが「それじゃ一生当てられっこないよ」とツッコミを入れるシーンや、画面に姿を見せたアランの娘のかわいらしい様子、すっぴんメガネ姿のジャーインの美肌ぶりなども視聴者の目を引いた。


放送開始から7年目に突入した「綜藝玩很大」は現在、撮影ができず視聴者とも触れ合えない状況だが、さまざまなアイデアを考え出しては各SNSごとに異なるコンテンツを配信し、ファンとの交流の場を増やしている。

過去の名シーンや未公開映像の配信、歴史上の今日を振り返るなど、毎日の不定期更新を続けた結果、Facebookファンページのリーチ率は1カ月足らずで250万人にのぼり、YouTubeチャンネルは再生回数1000万回の大台に迫る勢いだ。一刻も早く感染拡大が収束し、撮影の再開と新しいコンテンツの放送が待ち望まれている。

Facebookファンページ www.facebook.com/Mr.Player.tw

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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