チャン・ビンビン&ジン・ティエン主演!異色のラブファンタジー「司藤」が中国ドラマ市場に新たに生み出した潮流とは?
引用元:wechat Vlinkage
公式アカウント:「Vlinkage」
記事タイトル:「人设带感,剧情高能,“火力全开”的《司藤》为何让bg“真香”了?」
チャン・ビンビン(張彬彬)&ジン・ティエン(景甜)主演、異色のラブファンタジードラマ「司藤(原題)」の快進撃が市場を賑わせ、話題となっている。
3月8日に番組が公開されて以来、ドラマへの評価は上昇しており、Vlinkageウェブドラマ再生数のランキングでもTOP2を獲得している。同時に主演の二人が様々なプラットフォームで取り上げられており、特にジン・ティエンに対する注目度が高まりをみせている。
この現代ファンジードラマ「司藤」が、ドラマ市場に新たに生み出した潮流とは?
「司藤」は、チャン・ビンビン演じる主人公の秦放が、ある目的を果たすために向かった旅の途中で、崖に落ちてケガを負ってしまう。彼が流した血が、永い眠りについていた苅族の生命体・司藤(ジン・ティエン)を目覚めさせてしまい、やがて二人は不思議な主従関係となって……というストーリー。
このドラマの原作である人気ネット小説家・尾魚の小説「半妖司藤(原題)」は、文章の作り方がとても自在で巧みであり、ストーリーも絶妙で鮮やかな作品だ。このため、プロデューサーは小説に登場する印象的なシーンや台詞など、オリジナルのストーリーラインを最大限に追うことを選択し、脚本制作には3年の年月を費やし、数え切れないほどの推敲や、再編成をおこなった。その結果、小説ファンからもインターネット上で満場一致の賞賛を与えられることとなった。
実際に映像化されたドラマでは、独特の世界観が徐々に展開された後、複数の手がかりが絡み合ってストーリーが進み、推測できないサスペンスが絶えず生み出されていく。さらに、甘くロマンチックな要素や時々登場するユーモラスなコメディ要素といったハイライトも用意されており、視聴者の心をしっかりと捉えた。
演出に関しては、原作のもつ神秘的で美しいファンタジーの世界を復元するために、実際のシーンと特殊効果を組み合わせて、壮大な山と川に関するドキュメンタリーに匹敵する素晴らしい風景を作りだすことに成功。
同様に、衣装のスタイリングやメイクも工夫が凝らされており、司藤の愛らしく美しいキャラクターに合わせて、精巧に作られたチャイナドレスに加え、メイクもレトロ風な柳型のアーチを描く眉を施し、司藤を民国時代の美人画から飛び出してきたかのように美しく描いてみせた。また、ミャオ族の村に住んでいる沈銀灯(リ・ムーチェン/李沐宸)にはカラフルで伝統的なミャオ族の衣装を用いるなど、エキゾチックなスタイルに仕上げている。
このように、このドラマにおいては、脚本から衣装やメイクなどの演出に至るまで、全てが見どころの一つとなり、制作側の能力に加え、「創意工夫」やこだわりを感じることができることだろう。
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