ウォレス・チョン主演作「恋心は玉の如き(原題:錦心似玉)」すでに総再生回数は10億超え!ヒットの要因は?
引用元:wechat Vlinkage
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記事タイトル:「《锦心似玉》数据观察:网播热度登V榜榜首,社交话题映射内容看点」
3月に入り、ドラマ市場は非常に活気づいている。現在放送中のドラマのなかでも、ウォレス・チョン(鍾漢良)とタン・ソンユン(譚松韻)主演の時代劇「恋心は玉の如き(原題:錦心似玉)」は非常に注目度が高く、配信開始後、翌日には再生回数が1億を超え、Vlinkage内のランキングでも1週間以内にVオンラインドラマリストのトップを飾った。
「恋心は玉の如き」のネット配信指数は、デイリーVlinkageリストのウェブドラマシリーズ内でもトップとなった。これは原作に対する視聴者からの高い期待と、ウォレス・チョン、タン・ソンユンの人気も、多くの視聴者を獲得する要因となったようだ。データによれば、3月3日には再生回数が1.6億に達し、現在の総再生回数は10億を超えている。
視聴者を魅了し続ける「恋心は玉の如き」とは?
家族の愛情、恋愛、その他の感情的な要素をメインに描いたこの家族ドラマは、ストーリーの展開もテンポよく、段階的にエスカレートする矛盾と対立、そして感情的な関係などが繊細に描かれ、視聴者を魅了し続けることができ、多くのネットユーザーを味方につけた。
また、主演の二人の評価も非常に高い。ドラマの放送開始後わずか1週間で、視聴者やネットユーザーのキャラクターへの愛情は、演じるキャストに移っていき、なかでもウォレス・チョン演じる徐令宜、タン・ソンユン演じる罗十一娘、フー・ホンシャン(何泓姍)演じる喬蓮房は、多くのネットユーザーに愛されており、キャスト自身の人気にも大きな影響を与えている。
この作品では、役者と演じる役のキャラクター性が非常にマッチしており、それが成功につながったともいえる。ウォレス・チョンのクールで気品漂う雰囲気は、徐令宜にとても合っているし、タン・ソンユン自身のオーラと罗十一娘の役柄が持つ知性とが互いに影響し合って、より魅力的なキャラクターを形成している。
キャスティングの正確さ、俳優たちの素晴らしい解釈に加え、登場人物のキャラクターはどれも独特の魅力を持っており、俳優、キャラクターのどちらも大いに視聴者を惹きつける力を持っているのだ。
SNS上でも「恋心は玉の如き」の話題は非常に人気が高まっている。誰もが頭を悩ませるであろう家庭と感情の二重の側面、なかでも「体面的な夫婦」だった二人が、結婚後に愛情を深めていく、いわゆる“先婚後愛”の展開が共感を引き起こした。
また、このドラマで繰り返し描かれる家族の愛情と夫婦の愛情を中心に、ドラマの内容に興味を示すようになったネットユーザーが、さまざまなトピックで取り上げるようになっていった。
「恋心は玉の如き」ヒットの要因は?
役者、プロットの魅力に加え、洗練された演出、そして細部から染み出た美しさが、ドラマの独特の視覚的魅力を構成し、その点もファンが「恋心は玉の如き」に高い評価を与える要因となっている。
このドラマでは、キャラクターの衣装は、質感、質感、色などの点でそれぞれの個性が表現されており、たとえば、ヒロインの罗十一娘の衣装は主にエレガントな薄緑と暖かい白であり、彼女の自立性を感じさせる。対する喬蓮房の服は主にピンクであり、世事に疎い長女の気質を完全に引き立たせている。
このように、統一された全体的なスタイルの下で、キャラクターごとに差別化された衣装は、ユニークな美しさを提示し、目を引くと同時に、ストーリーの雰囲気を効果的に表現し、視聴者のドラマへの没入感を高めた。
劇中の家の中でのシーンでは、シーンのデザインから小さな食器や食事に至るまで、すべて絶妙で洗練されている。
たとえば、罗十一娘が結婚後に住んでいた西安源では、三日月形の窓がアンティークの魅力を持っていて、観客に深い影響を与えた。建物のセットは優雅で豪華な深紅がメイン。府中で使用されているおかもちやその他の道具も同じ色を使用し、統一感を持たせている。
また、彼女が余杭(杭州)で長く過ごしてきたことを踏まえ、食事は主に魚のから揚げの甘酢あん(タンツーユー)が用意される。このように小道具としての食べ物が、物語にその家の生活の雰囲気や佇まいを追加していて、ドラマファンにとっては興味深い演出となっている。
「錦心以玉」は、若い世代の視聴者との調和が強かったのも、好調の要因の一つに挙げられている。
今年に入ってから、Tencent Videoの作品の多くが若者の間で人気を博しており、たとえば、シャオ・ジャン(肖戦)が主演するファンタジー時代劇ドラマ「斗羅大陸(原題)」は、男性向けIPビデオ制作の典型的な事例になった。
今回の「恋心は玉の如き」の健闘は、誠実な制作に加えて、より見どころのある内容で、感動も十分に得られる作品こそが、市場競争力の核となる要素を持ち、ファンの心を掴むことを、改めて示したと言えるだろう。
翻訳・編集:Cinem@rt編集部
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