【いま聴きたい音楽アーティスト20】前編:台湾を代表するアーティストたち
今年も台湾ドラマ&映画は去年の勢いを受け注目作が目白押し!そして、華流ブームを巻き起こしたF4が結成20周年&ジェリー・イェン4年ぶりの主演ドラマが日本上陸!…と、なんだか台湾エンタメが楽しくなりそうな兆しが感じられる2021年。
Cinem@rtでは、そんな盛り上がりを前に”台湾の注目しておきたい男たち”をご紹介します。2000年代初頭の華流ブームを彩ったスターたちの近況、世界で活躍する実力派俳優、いま聴きたい音楽アーティスト、トキメキの若手俳優まで、台湾をもっと楽しむ1か月!
台湾を代表するアーティストたち
台湾にはさまざまな音楽があり、ステキなアーティストがたくさんいます。まずは台湾を代表するアーティストから。
台湾の人々に、彼らの曲は僕らの人生とともにあった、と支持されるバンド、Mayday(五月天)。ライブでは会場中でジャンプ!がお約束のノリノリなロックから、心にしみるバラード(歌詞もしみる)まで、ストレートに心を揺さぶる音楽を送り続ける男性5人組。20代でデビューしてから、はや20年以上も活躍し続けています。名曲は数多くありますが、いま聴くならオススメは「僕は僕に嘘をつかない/倔強」。優しく力強い曲に励まされます!
◆Mayday(五月天)「僕は僕に嘘をつかない/倔強」公式Live Video。
2020年の配信ライブ「Mayday 2020 live in the sky」より(相信音樂BinMusic)
Maydayが「人生」なら、彼の曲は自分たちの「青春」だ、と愛されるのがジェイ・チョウ(周杰倫)。Maydayと同世代を駆け抜けてきたトップアーティストで、クセになる歌声とせつなくキャッチーな曲に魅了されます。これまたせつないラブソングの「泣かないと約束したから/説好不哭」ではMVのロケ地となった東京タワー周辺に中華圏のファンが大勢訪れ、日本のワイドショーでも取り上げられたほど。絶対的エースです。
◆Jay Chou with Mayday Ashin「泣かないと約束したから/說好不哭」MV。
Maydayの阿信とコラボ。MVは三吉彩花と渡邊圭祐が出演(A-Sketch MUSIC LABEL)
加えて、彼らより少し下、80年代生まれの台湾を代表するシンガーソングライターを2人。
音楽を愛し、音楽に愛されし男、クラウド・ルー(盧廣仲)。素晴らしい表現力と音楽への愛、ピュアでのびやかな歌声と自由自在なリズム。彼の歌を聴けば、わくわくするような音楽の楽しさが伝わってきます。初期作から近作の「刻在我心底的名字」、新曲「明年 Let Go」まで、変わらず聴く人を心から感動させるアーティストです。
◆クラウド・ルー(盧廣仲)「刻在我心底的名字」MV。
台湾映画『君の心に刻んだ名前』(Netflixで配信中)の主題歌。2020年、第57回金馬奨の最優秀オリジナル映画主題歌賞を受賞(添翼音樂 TEAM EAR MUSIC)
同じく、その才能と高い表現力で怖いほどに美しい歌声と音楽を生み出すのが、バンド、ソーダグリーン(蘇打緑)で一世を風靡したボーカルのウー・チンフォン(呉青峰)。ソロ活動でさらにパワーアップ! どの曲も繊細で濃密、その楽曲の世界に取り込まれてしまうような魔力があります。新曲「沙灘上的佛洛一德」もチンフォン・ワールド炸裂です。
◆ウー・チンフォン(呉青峰)「沙灘上的佛洛一德」MV(吳青峰官方專屬頻道)
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