生放送の音楽番組が新たに誕生、MCはアーロン
ニュース提供元:三立電視
スタジオライブ番組「Live Asia超級週末現場」の生放送・生配信が、1月9日よりスタートした。同番組は、台湾の文化部映画・テレビ・流行音楽産業局による指導の下、三立テレビがコンサート制作チームや台湾CTSと新たに共同制作したもの。巨額を投じた豪華なスタジオセット、プロジェクトマッピング・モーションキャプチャなどの先進映像技術をふんだんに駆使するなど、これまでの音楽番組のスケールを凌駕した同番組に、中華圏の人気アーティストらアジアを代表する歌声が集結する。
司会を務めるのは、音楽をはじめ映画やドラマで多彩に活躍するアーロン(炎亜綸)。アーロンは「歌手が歌える番組は少なくなる一方、音楽のジャンルは多様化している。歌手がベストを尽くせるステージがより必要になっている」と話した。司会に関しては、かつて一緒に司会を務めたことがあるサンディ・ウー(呉姍儒)から多くのことを学んだという。「最初は思い切ってできなかったが、そのうちサンディのようにどんどん自分らしさを出せるようになった」と明かした。
番組では、「C-popsコンサート」、「忘れがたい声オーディション」、「美声来襲」、「新女子力ポップス&ダンス」など毎週異なるテーマが設けられ、さまざまな人気歌手によるパフォーマンスが繰り広げられる。初回はジャニス・ヤン(閻奕格)、ツェン・ユージア(曾昱嘉)、リン・シンイー(林芯儀)、ライアン(屁孩)、リー・ジーティン(李芷婷)らが登壇した。初の音楽番組の司会であると同時に、生放送への対応力も試されることになったアーロンは、「ジャム・シャオ(蕭敬騰)のような、会話が途切れるゲストと話すのがこわい」と冗談めかして語った。
「Live Asia超級週末現場」は毎週土曜午後8時(台湾時間)より台湾CTS(中華テレビ)、三立新聞網SETN、Vidol、Vidol TVyoutubeで放送。今季は全12回の放送を予定している。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。
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