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【その1】ジャンルミックスの傾向、“サスペンス+ラブストーリー”路線の行方は?

引用元:wechat Vlinkage
公式アカウント:「Vlinkage」


今年はサスペンスドラマが大ブームとなった年で、来年日本でもWOWOWでの放送が決まっている「バッド・キッズ 隠秘之罪」やバイ・ユー主演の「沈黙的真相(原題)」に代表される傑作が数多く登場し、「サスペンスタイプ」が輝かしい瞬間を迎えた。

しかし次のサスペンスのトラックでは、さらにストーリーのタイプが混雑化することが予想されている。このような状況の中で、よりクリエイティブで際立ったサスペンス作品を作り、観客の目を輝かせる方法は、この分野に携わるすべてのクリエイターにとって問題となっている。

これを受けて、中国テレビドラマ制作産業協会青年作業委員会(以下「若年労働者委員会」)は、北京で「サスペンスドラマの革新的探求」に関するセミナーを開催した。今回のセミナーでは、現在youkuで放送中のケニー・リン主演の人気サスペンスドラマ「最初的相遇,最后的別離(原題)」を例にとり、監督のツァオ・イーウェン、プロデューサーのチェン・フェイジンらを招いた。プロデューサーのチャン・ユェンホアは、青年作業委員会の副所長である梁鎮華、青年作業委員会の事務局長である胡傑、青年作業委員会の副事務局長である張林を含む青年作業委員会の若い映画製作者とともに、サスペンスドラマの作成に関する経験を交換した。

 


このセミナーでは、映画とテレビのクリエイターがケーススタディを共有し、ジャンルの統合、技術の革新、制作の護衛の観点からサスペンスドラマの革新的な道について話し合った。こうした活動は、間違いなく今後も業界に何らかの参照と思考をもたらすことができるだろう。

観客がより深いコンテンツのニーズを追求するにつれて、国内のドラマシリーズの種類はますます複雑になり、多くの作品は重ね合わされた複雑で創造的な方法を示していく。特にサスペンスのカテゴリーでは、そうした要素が非常に強く、「サスペンス」を元の背景色とし、奥行きと幅に多次元の探索空間があるため、「サスペンス+〇〇」といった条件付けが作品の重要な探索方向となっている。たとえるなら、サスペンス+推理、愛、時代劇、冒険、スパイ活動、ファンタジーなど。これはテーマの細分化に役立ち、同時に複数のスタイルが好きな視聴者のニーズを満たすことになる。



<【その2】へ続きます>

翻訳・編集:Cinem@rt編集部


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