『THE CAVE(ザ・ケイブ)』トム・ウォーラー監督 オフィシャルインタビュー到着
全世界が注目した、精鋭ダイバーとレスキュー隊による奇跡の救出劇を映画化した『THE CAVE(ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間』が、本日より新宿ピカデリー他にて全国公開。
本作の監督を務めたのは、タイ・バンコク出身のイギリス人映画監督トム・ウォーラー。本作を撮ろうと思ったきっかけを、「地球上の皆さんと同様に、私は胸をドキドキさせながら見守り、固唾を飲んでニュースを見ていたんです。タイ出身の映画人として、この物語を語るにあたり私はユニークな立場にあり、別の視点から描けると思ったんです。このたぐいまれな、過ち、勇気、希望、そして根気の物語は語られるべきだと思たんです」と語る。
ウォーラーは、救助活動に当たった陰のヒーローである救助隊員のボランティア精神や個人像に焦点を当てようと、事件の裏側を描くことにしたという。本作に現実味を持たせるために、「10名以上の当事者たちに製作に加わってもらったんだ。その多くは本人役として登場しているよ」と語り、実際に救助にあたった洞窟ダイバーや外交官、財団法人の救助員、ボランティア、警察、地元農家の人々や村人の完全協力のもと、本作は完成した。
一番力を入れた点について聞かれると、「観客があたかもその場にいるような気持ちにさせるため、現場を忠実に再現するよう努力したんだ。救助隊員と共にトンネルに入っていく気にさえなれるようにね」といい、生存率を見事に覆した国際的な救助隊の裏話をどう描くか、少年たちの両親や友人、親戚の恐怖や気持ちの浮き沈みをどう伝えるか、地元の村人やタイ人が究極の成功に貢献したことを観客にどう理解させるかなど、映画を完成させるまでには時間を要したという。
「救助は100%不可能」と言われながらも、事故発生から18日目に奇跡的に生還した救出劇の裏には何があったのか?大勢の関係者にインタビューを重ね、徹底的にリサーチが行われ、報道では決して目にすることが出来なかった増水し危険な洞窟内部の映像と、ダイバーたちによる命がけの救助の一部始終を完全再現するとともに、緊迫と感動のドラマに仕上がっているのは間違いなさそうだ。『THE CAVE(ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間』は11月13日(金)より全国公開。
『THE CAVE(ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間』
11月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
【STORY】 2018年6月23日、豪雨でタイ・チェンライの洞窟に取り残された少年サッカーチームの12人とコーチ。洞窟入口から4キロも離れた地点でようやく発見されたのは遭難から9日も経ってのこと。一刻を争う救出が求められるなか、道中(洞窟内)の数か所は完全に水没しているうえ、穴の大きさも人一人がやっと通れる狭さ・・・。救出活動は困難を極めていた。雨が降るまえに救出しなければ、少年の命は助からない瀬戸際の状況が続くなか、ついに世界中から集まったケイブ・ダイバー(洞窟潜水士)による少年たちの決死の救出劇がはじまった・・・。
監督・脚本・製作:トム・ウォーラー
脚本・製作:カトリーナ・グルース
脚本:ドン・リンダー
出演:ジム・ウォーニー、エクワット・ニラトウォラパンヤー(Netflixドラマ「転校生ナノ」)、ジェームズ・エドワード・ホーリー、ノパドン・ニヨムカ、エリック・ブラウン
2019年/タイ・アイルランド/英語・タイ語/原題:นางนอน(ナンノン) 英題:The Cave/104分
配給:コムストック・グループ+WOWOW 配給協力:REGENTS
公式サイト:cave18.jp
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