イ・ビョンホン主演の実録サスペンス『KCIA 南山の部長たち』2021年1月日本公開決定
この度、1979年10月26日に大韓民国の朴正煕大統領が、大統領に次ぐNO.2の権力者とも言われた中央情報部部長キム・ジェギュ(金載圭)に暗殺された実話を基に描き、韓国で2020年の年間興行収入第1位を記録(10/11現在)している実録サスペンス、原題『남산의 부장들(英題:THE MAN STANDING NEXT)』が邦題『KCIA 南山の部長たち』として2021年1月より待望の日本公開が決定。
軍事クーデターで政権を握り、独裁者と批判されるほど絶大な権勢を振るったパク・チョンヒ(朴正煕)大統領。そんな大統領直属の機関として権力を握ったのが韓国中央情報部、通称【KCIA】だ。組織を束ねる者は、その所在地から“南山の部長”として恐れられる存在だった。
大統領に次ぐNO.2の権力者とも言われるそのKCIA(中央情報部)部長キム・ジェギュ(金載圭)が大統領を殺害したというニュースは、韓国のみならず世界中に衝撃を与えた。権力闘争の果ての凶行か、はたまた独裁政治の横暴に対する義憤に駆られたためか、未だ様々な見方がなされている。本作は韓日両国でベストセラーとなったノンフィクションを原作に、あくまで「実話を基にしたフィクションである」としながらもそんな歴史の闇に肉薄していく。
主演を努めたのは人気・実力ともに韓国を代表するトップスター、イ・ビョンホン。愛国心と大統領への崇拝、そして静かに燃える野心との間で葛藤するキム部長を、キャリア最高とも言える演技で圧倒的説得力をもって体現。共演には『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』でその年の賞レースを席巻したイ・ソンミン、大ヒット作『哭声/コクソン』のクァク・ドウォン、更には『1987、ある闘いの真実』のイ・ヒジュン、『ザ・キング』キム・ソジンら豪華演技派キャストが集結。
監督は『インサイダーズ/内部者たち』でイ・ビョンホンとタッグを組み、当時R指定作品として歴代最高の観客動員記録を打ち立てた俊英ウ・ミンホ。本国では2020年公開作品の興行収入第1位の成績を記録(10月11日現在)、百想芸術大賞主演男優賞(イ・ビョンホン)を受賞するなど観客批評家双方から絶大な支持を受けた傑作サスペンスがいよいよ日本公開となる。
『KCIA 南山の部長たち』
2021年1月 シネマート新宿ほか 全国ロードショー
【あらすじ】
1979年10月26日、大韓民国大統領直属の諜報機関である中央情報部(通称:KCIA)部長キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が大統領(イ・ソンミン)を射殺した。大統領に次ぐ強大な権力と情報を握っていたとも言われるKCIAのトップがなぜ?さかのぼること40日前、KCIA元部長パク・ヨンガク(クァク・ドウォン)が亡命先であるアメリカの下院議会聴聞会で韓国大統領の腐敗を告発する証言を行った。更には回顧録を執筆中だともいう。激怒した大統領に事態の収拾を命じられたキム部長は、アメリカに渡り、かつての友人でもある裏切り者ヨンガクに接触する。それが、やがて自らの運命をも狂わせる哀しき暗闘の幕開けとも知らず・・・。
監督:ウ・ミンホ『インサイダーズ/内部者たち』
脚本:ウ・ミンホ、イ・ジミン『密偵』
撮影:キム・ジヨン『タクシー運転手〜約束は海を超えて〜』
音楽:チョ・ヨンウク『悪人伝』
原作:金忠植『実録KCIA―「南山と呼ばれた男たち」』(訳:鶴真輔/講談社刊)
出演:
イ・ビョンホン『インサイダーズ/内部者たち』
イ・ソンミン『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』
クァク・ドウォン『哭声/コクソン』
イ・ヒジュン『1987、ある闘いの真実』
キム・ソジン『ザ・キング』
2019/韓国/5.1ch/114分/字幕翻訳:福留 友子/原題:남산의 부장들(英題:THE MAN STANDING NEXT)/PG12/配給:クロックワークス
【HP】 http://klockworx-asia.com/kcia/
COPYRIGHT © 2020 SHOWBOX, HIVE MEDIA CORP AND GEMSTONE PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!
Twitter
Facebook