【女人迷　專訪 楊丞琳：「我的大魔王不是前男友，而是我自己」2018/07/26　https://womany.net/read/article/16385】

元彼はただの過客。彼らの存在は意味があるが、その意味はもう過去だ。この役をちゃんと演じるため、レイニー・ヤンが努力したのは自分をなくすことだった。

「このドラマに出演したのは、心の中でラスボスがいる人のためです。私とは全く関係ない。私にとっては元彼を倒すのは難しくないから。」

「私は演じれば演じるほど、自分とリー・チンアイが全く似てないことに気付いた。これは私が今まで演じた役の中で一番''私っぽくない''役かもしれない。でも、こんな悩みがないからこそ、私はこの役を通して皆さんに物語を語りたい。」



リー・チンアイが経験するのは、「愛を解明する」こと。向き合わないようにしていた事や、実はまだ手放ししていない事が、いつかまた戻ってくる。幽霊みたいに。

「ラスボスの存在は、私たち自身がその存在を許している訳です。ラスボスが強くなるのは、私たちに、"自分の本当の声を聞かないと"とリマインドしているんだ。」

「元彼は過客。彼らが現れたのには意味がある。私たちを成長させる人もいて、本当に欲しいものと欲しくないものを気づかせる人もいて、そしてもう二度と会わないと決めさせる人もいる。とにかく私にとって元彼は、彼らのために人生の大きいスペースを空けてあげるほどの重要性はない。」




私のラスボスは元彼ではなく、私自身だ

レイニー・ヤンがデビューした時は17歳だった。当時の彼女は強がりで、自分を抑えていた。28歳を過ぎたとき、彼女は急に不安で慌しくなった。

「以前は問題とは思わなかったことがいきなり問題に見えた。もう子供じゃないから自分の人生の責任をすべて取らなきゃいけない。自分のことばかりじゃなく、色んなことを考えなきゃいけない。今まで頼ってきた家族も年取った。」

「だからリー・チンアイを31歳に設定した。この年齢になると皆焦って不安になる。３０歳前後のその焦りと不安は私も経験した。だけど時間と共に、私は自分の不安を見直すことができた。あの時期の私は、もっと自分を認識し、自分の違う面を発見し、強がりをやめて弱さを見せるようにした。」




結婚適齢期というのは、自分が決めるものだ

「選択権は自分にあると私はいつも思う。「私の隣に元カレ」のテーマの一つは「今現在、安全な生活を諦めて、不安にさせる可能性がある人を選ぶかどうか？」ということ。」

今年34歳のレイニー・ヤンは自在だ。恋愛関係は安定しており、２人とも音楽に対して夢があるのでスパークがある。メディアはいつも結婚適齢期について彼女に聞くが、彼女の答えは「結婚適齢期というのは、自分は何が欲しいによると思う」。

「私がいつも思っているのは、年齢のために現状を変える必要はあるか？結婚のために結婚する必要はあるか？私は今好調だ。恋愛も好調だし、好きな仕事をしているし。自分の幸運に対して感謝している。」





あのシーン、私は本当に彼に傷つけられる恐怖を感じた

「私の隣に元カレ」に、こんなシーンがある。四年も付き合ってきた、いつも優しい彼氏チョウ・リーヤン（ジョニー・ルー扮）が、彼女のチンアイが元彼を忘れられないと分かり理性を失って感情が爆発する。彼はチンアイに平手打ちをして肩を掴み、彼女に叫ぶ「僕のどこがあいつに負けたのか？僕はお前のスペアなのか？」

「あのシーンの撮影は、リハーサルがなかった。直接に本番に入った。（リーヤンを演じた）ジョニー・ルーはとても役に入り込んでいて、私も本当に恐怖を感じた。」

「私が緊張して口ごもっていたのは、本当に彼に傷つけられるのが怖かったから。一言でも言い間違えたらどうなるかが分からない恐怖だった。四年も付き合ってきた人が、急に他人みたいに感じた。」





完璧じゃない私も、私の一部分だ

ここ数年、レイニー・ヤンが一番体得したことは、弱さを見せることと休むこと。

「昔の私は何でも完璧を目指していた。今私はできる事をできる範囲で精一杯で、ベストを尽くしたらいいと考えている。結果は大事だけど、もっと過程を楽しむことが出来るようになった。」