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「サンドイッチガールの逆襲」撮影現場の隙間で、頑張って生きて行く エスター・イェは父親からの電話に涙した

【鏡週刊「片場夾縫中求生存 葉星辰找?討拍被惹哭」 2018年9月6日】

28歳の若手女優エスター・イェはアイドルドラマ「サンドイッチガールの逆襲」で、上司と部下の間に挟まれた中堅管理者を演じた。

周りからのプレッシャーを背負い、夢があってもなかなか実現できない状況は、まさにエスター・イェ本人の状況。




撮影する時に色んな人から指示を受け、挫折があっても言えなくて、父親からの暖かい言葉で泣いたりもした。

エスター・イェは最初女優になるつもりはなかった。学生時代に小遣いを稼ぐためにCM撮影に参加した。

映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』に出演した時から芝居への興味に気が付き、「戀愛沙塵暴」、「お花畑から来た少年」に出演した。

その後彼女は「華人創作」に入って、芸能の道をどんどん歩いて行く。




撮影でプレッシャーが高く 半年くらい家に帰れず

エスター・イェは「サンドイッチガールの逆襲」で職場の隙間で頑張って生きて行くOLを演じたが、彼女本人の芸能経歴も同じで、夢を叶うフェアリーテールだけではなく、腰を折って色んな人の顔色を見なければ、生きていけない。

例えば撮影現場では色んな人が彼女に演技に指示を出した。大げさな演技をアドバイスして来る人もいる。
「もう監督と共演する相手と相談して決めたのに、他人から色んな意見が来る。」

つらいかと聞かれたら、エスター・イェは
「辛いけどその気持ちは自分で消化するしかない。撮影は大変で、みんなはちゃんと仕事をしたいから。」
と語る。




タイトなスケジュールも彼女にとって辛い。「一番悲しいのは家族に会えないこと。」

エスター・イェ曰く、一番長いのは半年くらい家族に会っていなくて、父親の誕生日すら一緒に過ごしてあげられなかった。

「ある日父親から電話があって。仕事が大変だったら家に帰っておいで。俺が養ってあげるから、と言ってくれて。それを聞いて泣てしまった。」

仕事については色々と話せたが、恋愛の話題になったらエスター・イェは慎重になって、ロマンチックな恋愛エピソード一つも思い出せなかった。
「私は日常生活のことが好きで、例えば料理すること。私は彼氏と一緒に料理する雰囲気に憧れている。」

本作でマーカス・チャンとツーホンとも恋愛のシーンがあり、エスター・イェから見るマーカス・チャンは「テンポが遅くて、興味があることに対してはすごく集中してやる」。

ツーホンに関しては「すごく大人っぽい」と言った。

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