【インタビュー】「私の隣に元カレ」レイニー・ヤン <後編>「私たちは本当に心が通じ合っている」
レイニー・ヤン×ラン・ジェンロン、17年ぶりの豪華共演を果たし話題を呼んだ共感必至のラブストーリー「私の隣に元カレ」。先日7月2日に、DVD-BOX1&レンタルDVDvol.1~5がリリースとなりました!これを記念し、元ヒロイン・チンアイを演じたレイニー・ヤンのインタビューをお届けします。
<前編>「私は自分の幼稚さを許せなかったから」:2019.7.2更新
<後編>「私たちは本当に心が通じ合っている」:2019.7.3更新
【プロフィール】レイニー・ヤン
1984年生まれ。「流星花園~花より男子~」の優紀役でブレイク。その後、数々のドラマや映画に出演。ドラマ「僕のSweet Devil」では金鐘奨 最優秀主演女優賞を獲得。俳優だけでなく、歌手としても活躍しており、ドラマの主題歌や挿入歌を担当することも。台湾を代表する女優であり歌手。
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― 本作は「家族」も大きなテーマの1つです。家族とのやりとりや食事風景などもたくさん登場しましたが、印象に残っている家族とのシーンや台詞はありますか?
劇中で母親との関係は、仲がいいけど実はちょっと複雑だと思います。弟とは、あまり表現しないけど実はお互いに愛しています。父親とは、両親が離婚したので後半は距離が遠くなりましたが、大切に思っています。
一番印象に残っているのは家族四人で楽しく一緒に食事をしたシーン。
両親が離婚した後、家には母親と弟との三人家族になってしまった。一部分が消えたけど、それても私たちは自分の幸せを追求していました。
もう一つ印象に残っているシーンは、チンアイが母親に結婚しない決断を伝えたシーン。
母親はずっとチンアイの結婚を望んでいたけど、チンアイが母親に結婚しない決断を伝えた時に母親は意外とチンアイを責めずに理解してくれた。
あのシーンはとても感動的だと思います。私も母親を演じるシエ・チョンシュアンさんも、そのシーンを撮影した時は、すぐ役に入り込むことができました。
― ラン・ジェンロンさんとは初共演でしたが、共演はいかがでしたか?撮影時に印象に残っているエピソードを教えてください。
ラン・ジェンロンさんはご自身がもう父親なので、現場ではよく息子さんと娘さんの話をしていました。
だけど高校生を演じた時、彼は究極にワンパクな一面を見せてくれました。彼はカッコよくて無口なように見えますが、実はあまり遠慮しない人なんです。
また私たちはプライベートでは特にたくさんしゃべったり、役作りのためのコミュニケーションはしていませんでしたが、役に入ると自然と心が通じ合いました。
― ジョニー・ルーさんとは「恋の始まり 夢の終わり」に続いて再び恋人役での再共演でしたね。今回の共演はいかがでしたか?撮影時に印象に残っているエピソードを教えてください。
私にとって「恋の始まり 夢の終わり」の次の作品が今回の「私の隣に元彼」だったので、ジョニー・ルーさんとは一年後また再度共演することになりました。
本作は前作とストーリーも違いますし、二人のキャラクターの性格も違いますから、違う感情の交流を感じました。
ジョニー・ルーさんと私はとても心が通じ合っています。彼は私がとても尊敬して大好きな俳優さんですし、私たちは共演することがとても合っていると思います。
それをどう説明したらいいのか分かりませんが、私たちは本当に心が通じ合っていて、どんなシーンを演じても恥ずかしくないんです。
親密なシーンを演じても恥ずかしくないし、喧嘩やお互いに大声で叫んだり号泣したりしても困りません。
私たちは安心してお互いに表現することが出来るんです。
― 撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?撮影時に印象に残っているエピソードを教えてください。
撮影現場の雰囲気はとてもよかったです。休憩する時に皆で一緒に食べたりしゃべったりして、仕事をする時にはちゃんと真面目に仕事をしていました。
その一番大きな理由は、監督が撮影現場の雰囲気を盛り上がってくれていたからだと思います。
皆さんも付き合いやすい方ばかりだったので、毎日楽しく現場に行って、楽しく仕事をしていました。撮影が終ったら皆で食事に行ったりしましたよ。
― 本作のエンディングテーマ「忘課」の制作と歌唱を担当されましたが、どのような思いを込めて制作されましたか?
私は「ハイアンとチンアイの歌」に専念しました。だから最初から「メロディーが悲しい歌」と設定しました。そしてテレビドラマの歌だから、メロディーは親しみがある方がいいと思いました。
歌詞に関しては、青春の青い感情と続けられない悔しさに近い感じのものにしたくて。だから歌詞の中では青春の感覚と成熟の感覚の両方が入っています。
作曲の方では、ちょっとロックな感じが欲しくて、この曲を聴いたら解放された感じをさせたいと思い作りました。
― 数多くの作品に出演されているレイニー・ヤンさんですが、作品選びの際に大切にしていることはありますか?
私はなるべく重複したストーリーや役を避けようと気をつけています。それは自分が飽きてしまうのではと心配しているからではなく、視聴者が飽きると心配しているからです。
だから私はいつも視聴者に新鮮な感じを与えたいのです。私自身も違うキャラクターと脚本に挑戦したい人だから、なるべく重複しないようにしています。
また今の私は、日常生活や社会課題、みんなの悩みに近いものをやりたいと思っています。
― これから作品を見る日本の視聴者に向けて、本作の見どころとメッセージをお願い致します。
本作はアイドルドラマとリアルライフの間にある物語だと思います。
中ではロマンチックな部分がありますが、それは現実にも起こりえるものです。もちろん幽霊的な要素も少し入っていますが、その部分は面白いと思います。
また、本作にある喜怒哀楽はとても強くて、一番大事なのは元カレや元カノを忘れられない視聴者が、本作を観たら過去を手放すことができる、または勇気を持って愛を取り戻すことができると望んでいます。
だから本作はとても意味深い作品だと思います。日本の視聴者の方々にもぜひ楽しんで頂きたいです。
<おわり>
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★「私の隣に元カレ」DVDリリース情報 ★
セル:全2BOX(価格:各12,000円+税)
DVD-BOX1:好評発売中!
DVD-BOX2:2019.8.2(金)発売
レンタル:全10巻
Vol.1~5:好評レンタル中!
Vol.6~10:2019.8.2(金)レンタル開始
全20話/2018年/台湾/音声:オリジナル中国語/字幕:日本語
発売・販売元:エスピーオー
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