【インタビュー】 "ライバル"リー・シンアイ&"大親友"ワン・イェンジー「李長楽みたいな激しい女が好き」
【四川新?网:2016年11月14日】
名監督リー・フイジュが演出を務め、ティファニー・タン、ルオ・ジン、ヴァネス・ウー、リー・シンアイ、ワン・イェンジーなどの実力派俳優が出演した大型時代劇「王女未央-BIOU-」は(2016年)11月11日から北京衛視にて放送開始。11月12日に、北京衛視「王女未央-BIOU-」のイベントが成都で行われ、李長楽役を演じたリー・シンアイと、ヒロイン李未央の大親友・君桃役を演じたワン・イェンジーが出席した。
"ライバル"リー・シンアイ「李長楽みたいな激しい女が好き」
「王女未央-BIOU-」でリー・シンアイが演じたのは李未央の姉・李長楽。2人の運命は相剋(相手を打ち滅ぼして行くの意味)。李未央が尚書府に来た日から、李長楽は母親と一緒に彼女を陥れ殺害しようとするが、李未央はいつも助けられ、むしろ彼女の賢い切り替えしによって李長楽が罰を受ける。李長楽にとって最も悔しく、嫉妬するのは、自分が好きな人が自分ではなく、李未央のことを愛していることだ。自分が演じた役は視聴者に好きになってもらえないことに対して、リー・シンアイは
「この李長楽というキャラクターが好きで、視聴者に怒られる心配もしていません。たしかに視聴者と同じ視点でこのキャラクターを見ると、彼女のことは好きになれない。だけど、女優としての視点から見ると、彼女は理由のない意地悪をしている単純な悪人なわけではなく、彼女の家庭環境が原因なんだと思うんです。」
リー・シンアイは、俳優は色んな役にチャレンジする必要があると言う。正義を演じる俳優がいれば、悪役を演じる俳優もいなければいけない。彼女は"李長楽"というキャラクターを演じることを、自分の演技力に対する試練だと思っている。
「私は深く考えました。李長楽が悪人になった理由を。彼女はずっと自分のことを一番完璧な女性だと思っていましたので、李未央という自分よりもっと優秀な女性が現れるなんて思ってもいなかったんです...そんな危機感が彼女を悪人にしたんだと思います。
もし視聴者の皆さんがドラマの中の李長楽への感情を、現実の私にも感じ、私のことが嫌いになるようになったら、それは一つの成功と言えるかな。それだけ私がよく演じたという証明だから。」
リー・シンアイが笑いながら「こういう激しい女が好き」と語った。好きなら大胆に伝えて、嫌いなら隠さずに堂々とその気持ちを表現する。
"大親友"ワン・イェンジー「本当の私は君桃と同じく男っぽい」
李未央の邪魔をし続ける李長楽と違い、ワン・イェンジーが本作で演じた君桃は李未央が涼国にいた時の幼馴染で、李未央と姉妹のような存在だ。君桃はカンフーの技術をもって、ずっと李未央のそばで彼女を守っている。まさに李未央の大親友。李未央のガードマンのような彼女に対しワン・イェンジーは、このキャラクターは「李未央の後ろにいる男」だと言った。ワン・イェンジーは本作で多くの殺陣シーンを披露している。男性のように前線で戦うことが多いから、一番怪我しやすい女優でもある。
「君桃の男っぽい性格は私に似ています。私はワイヤーアクションが好きで、カッコイイと思っています。なので撮影も辛いとは思いません。」
ワン・イェンジー曰く、君桃の頭脳は彼女のカンフー腕前ほど優れているわけではない。彼女は無謀でよく考えずに行動する、勇ましい女性だ。
「私はこのドラマに出演する他の女優さんを羨ましく思います。いつも綺麗な衣装を着て、輝くアクセサリーを付けて、毎日綺麗な格好をしている。だけど私のキャラクターはすごくシンプル。みんな、シンプルな人は好きでしょう?(笑)」
"男っぽい"ワン・イェンジーは、今回成都に来た時にファンに「大食い」と言われた。そしてリー・シンアイも、ワン・イェンジーが朝食のビュッフェを3回くらいおかわりしに行った、と教えてくれた。自分の大食に対してワン・イェンジーは、自分より食べられる人の名前を教えてくれた。
「ティファニー・タンは私より大食いだよ!撮影期間中、彼女はいつもご飯をおかわりしていて、ダイエットなんて全く気にしてないんだから!」
【四川新?网:2016年11月14日 http://ent.newssc.org/system/20161114/000722706.htm】
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