【インタビュー】「華麗なる玉子様」アーロン#2
先日「華麗なる玉子様~スイート?リベンジ」DVD-BOX3が発売となり、日本でもいつでも「華麗なる玉子様」が全話見られるようになりました。これを記念して、アーロンさんのインタビューを掲載します。ネタバレはありませんので、もうご覧になった方はもちろん、まだご覧になっていない方もぜひ!
#1:2017.2.8更新
#2:2017.2.9更新
#3:2017.2.10更新
<いままでの"アーロンCEOシリーズ"のインタビューはこちら>
【インタビュー】「王子様をオトせ!」アーロンインタビュー 「僕にもコメディ演技ができる」
【インタビュー】「恋にオチて!俺×オレ」アーロンインタビュー「自分の芝居が、視聴者を説得できるものかを知りたかった」
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― 7年ぶりにジョアンヌ・ツァンさんと共演されましたが、以前と変わったと感じたことはありましたか?
彼女は僕にとってとても重要な人ですね。ずっと彼女と共演したいと思っていました。
7年前、急遽共演がなくなってしまった(※)のですが、今回再び縁が戻ってきたと感じています。
今回、お互いに相手の成長や変化、目には穏やかさ、心には落ち着きがあるのを確認することができたのは、7年という時間のおかげだと思います。
※『パフェちっく!』で共演する予定だったが、水害で撮影が中断したため、ジョアンヌが途中降板となってしまった。
僕たちは二人ともさそり座で、熟考するタイプなんです。だから、僕たちの成長は目に見えて分かると思います。
7年越しの再共演ですが、僕たちの息は自然とぴったり合っているのがみなさんにも分かると思いますし、お互いの視線も、テンポも、うまくはまっていると思います。
これは得難いことですし、彼女には感謝しています。
実はこのドラマを撮る前、僕は再び自分探しを始めた時期にあって、少し自分に自信をなくしかけていたんです。
彼女は僕にすごく安心感を与えてくれました。そのおかげでこのドラマでは演技に集中することができました。"
― アーロンさんから見て、チョン・ユータンというキャラクターにはどんな魅力がありますか?
ユータンの魅力はというと......率直で、はっきりものを言うところですね。
ユータンを演じたジョアンヌもそうです。彼女は......どんなふうに自分の考えを伝えたらいいか分かっているんです。
でも、決して嫌な言い方はしません。はっきり言うけれども相手が受け止められる話し方です。
実を言うと、僕自身は......彼女から学ばなければいけないと思っています。僕は話し方がキツイんです(笑)。情け容赦なく辛辣にものを言っちゃうんです。
そこは僕がジョアンヌと似ていないところですね。つまり、ジョアンヌは僕がもっと学びたいと思う人です。
― ウェンカイとユータンとのラブラブなシーンが素敵でしたが、そういったロマンチックな演技はいかがでしたか?
うーん、普段はOKなんですが・・・少しやりにくかったかもしれません。やっぱり相手が気恥ずかしくなってしまう時もありますよね。
アイドルドラマっぽいシーンになると、親しいからこそ、ジョアンヌは僕のことを「何かっこつけてるの」って思ってるんじゃないかと考えてしまって(笑)。
でも、けっこう難しいアイドルドラマらしいシーンも、お互いにちゃんとやってのけたと思います!
― 撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
すごくよかったです。
ジョアンヌだけでなく、キャストのみなさんと仲よく過ごせました。
最近はどのドラマでも、親しくなれる方々と一緒に仕事ができているので、自分は幸運だと思っています。
― 印象に残っているセリフやシーン、好きなシーンはありますか?
「靴を拭くことは、会社のイメージを損なうことでも、相手に屈する行為でもないかもしれないが、あまりにも考えのない選択だ。選択肢はたくさんあるのに、わざわざ恥をかかされる方法を選ぶなんて」というセリフですね。
というのも、このセリフに僕もなるほどと思ったからです。
人はしばしば頭のないハエのようにむやみに突っ走ってしまうことがあります。そして、最後に自分が血まみれになっているのに気づいて、恥をかくことになります。
何かを選ばないといけない時や仕事の状況によっては、いったん足を止めて考える時間をもったほうがいいんです。
人は止まるのを怖がりますが、足を止めてはじめて、インスピレーションだってもっとわいてくるし、ゆっくり進んでいくことで、やりたいことがもっとうまくできるようになるはずなんです。
― 演じるうえで一番苦労したことは何ですか?
撮影しながら体を鍛えなくてはいけなかったことですね。不規則なスケジュールだったので。
体を鍛えるには本当は長い休息が必要なんです。そうしないと筋肉がついていかないからです。
この3作(「王子様をオトせ!」「恋にオチて!俺×オレ」「華麗なる玉子様」)では、どれも脱ぐシーンがあったんですよね。
体を維持するのも役者の基本的な務めですが、正直言うと、もう少し時間がほしかったなと思います。そこが苦労したところです。
― このドラマには高校時代の想い出のシーンが数多く登場します。高校の制服を着た感想は? 高校の制服以外に、着てみたい制服はありますか?
とても日本らしい質問ですね(笑)。
高校の制服はとても青春が感じられて......何でもできるような気分になりましたね。
青春の象徴を身につけていると、潜在意識の中で自分の力が増してくるような気分でした。HP(ヒットポイント)の数値が上がる感じですね(笑)。
制服のおかげで、高校生を演じるにあたって必要な活力や情熱を感じることができたのがよかったですね。
このドラマにはたくさん高校時代のシーンが出てきます。高校時代のシーンを気に入ってくれたら、さらにどんなことが起こったのか想像してみてほしいと思います。
というのも、高校で起こるいろんな出来事が後になって、(二人の間の)葛藤を生むことになるからです。
みなさんに高校時代のチョン・ユータンとジー・ウェンカイを好きになってもらえたらと思います。
それから、もう一つの質問は、どんな制服が着てみたいかでしたよね......
特殊部隊かな。それか、007みたいな感じの......。
― 韓国ドラマの『太陽の末裔』のような格好ですか?
いいえ、もうちょっと地味な感じの。迷彩服とまではいかない制服ですね。
#3へつづきます。
<予告編>
<DVD情報>
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