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【シネマート新宿・心斎橋10周年】劇場スタッフからのコメント 心斎橋・中 編

こんにちは。シネマート心斎橋スタッフTこと中です。
オープンスタッフとしてシネマート心斎橋とともに歩んでまいりました。

もともとはシネコンでアルバイトをしておりました。新しい仕事を探している際に好きな映画のチラシを見ているとどれも配給がエスピーオーでした。
それがきっかけでHPを検索するとシネマート心斎橋がオープンする!という事で早速応募しました。
今思えば韓国が大好き!というだけで採用されたかも。。。

日韓ワールドカップの時にテレビで「秋の童話」を観てはまったのが韓国の魅力にとりつかれたきっかけです。
吹き替え版だったので韓国ドラマと分からずに観ていました。
その後イ・ビョンホンssiに出会い俳優さんにはまるということまで覚えてしまいました。

順調にRainから東方神起、2PMとKPOP街道もまっしぐらでした。
韓国映画とファンの方に囲まれた夢のような空間で10年も働かせていただきました。

シネマートに入ってお客様からお礼を言われることが多くなりました。
〇〇を上映してくれてありがとう。と。

本来なら配給会社様から作品をお預かりしてお客様に劇場まで足を運んで頂き作品とお客様をつなげる役割です。

なので、劇場としては上映させて頂きありがとうございます。そして劇場まで足を運んで頂きありがとうございます。お礼を言わなくてはいけないのは私たちの方です。



好きな俳優さんの映画を何度もリピートされる方にも多く出会いました。
ファンの方にとっては単に映画を観るということではなく好きな俳優さんに逢える場所であるということを知りました。

そんな大切な場所の雰囲気を盛り上げるべくロードの作成と物販コーナーの充実させることを努めてきました。

好きな俳優さんが出来ても色々な事情で家にポスターなどを貼りたくても貼れない方がたくさんいらっしゃいます。なので、映画を観に来ていただいた時くらいは壁一面に好きな方の写真を貼ってファンなら誰でも一度は夢見た部屋のような空間を作りたかったのです。

あまりにもやりすぎて上司にも怒られることもありました。スタッフ内ではストーカーっぽくてコワイという声もありました。Rainの主演作品の上映の際にジフニロードがファンの方に好評をいただき遠方から見に来て下さる方もいてずっと頑張ってきた甲斐があったと思いました。

10年も働いていたら嬉しいことも辛いこともたくさんありました。
挫けそうになった時に心を読まれてかいつもお客様に助けられました。見た目からも食いしん坊などがバレバレなのかお菓子を良く戴きます。仕事が忙しい時に、「私が食べようと思ったけどアンタが食べ!」と手作りのおにぎりを戴いたこともありました。

毎年帰省シーズンになるとしばらくは来られない事を伝えて下さるお客様もいます。

シネマートで働いて映画館がただ単に映画を上映する場所だけではなく、俳優さんとファンの方をつなげる場所である事。お客様と店員の関係性など色々な事を教えてもらいました。

まだまだ勉強不足で毎日がバタバタしておりますがこれからもシネマートで観たい!シネマートに来てよかったと思って頂けるように精進してまいります。これからもどうぞよろしくお願い致します。




シネマート10周年記念 特設サイト

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