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★イタキスMIK特集★【インタビュー】ウー・シンティ




★★今までの「インタビュー(アジア)」はこちら★★



現在、フジテレビで好評放送中の「イタズラなKiss~Miss In Kiss」。本作で主要キャラクターを務める、ディノ・リーさん、ウー・シンティさん、アダム・ゴンさん、リコ・シーさんにインタビューを実施!毎週1人ずつ掲載していきます。ぜひ放送と併せて、お楽しみ下さい!



<第2回>
ウー・シンティ(向月琴:シャン・ユエチン ※原作:相原琴子)
1992年9月24日生まれ。台湾の美少女コンテスト「美少女時代」に参加し、台湾・三菱アウトランダーのTVCMで大ブレイク。台湾と北海道・十勝を結ぶ映画「My little guidebook」の夏編・冬編に出演し、これをきっかけに「とかち観光大使」も務めている。その他出演作に「結婚なんてお断り!?」(15)「幸福不二家 しあわせ(Shia Wa Se)」(16)など。

<第1回>ディノ・リー(江植樹:ジャン・ジーシュウ ※原作:入江直樹)
<第2回>ウー・シンティ(向月琴:シャン・ユエチン ※原作:相原琴子)
<第3回>アダム・ゴン(金支柱:ジン・ジージュウ ※原作:池沢金之助/金ちゃん)
<第4回>リコ・シー(呉子裕:ウー・ズーユー ※原作:松本裕子)


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― 「イタズラなKiss」は、これまで日本や台湾、韓国、タイなどで8度にわたり実写化された人気作品ですが、今回の出演が決まる前に、この「イタズラなKiss」のドラマやマンガはご存じでしたか?

とてもよく知っていますよ!
「イタズラなKiss」は私が子供の頃、毎週走って家に帰ってテレビの前に座って見ていたドラマでしたから。
一番好きなドラマでした。


― ご覧になっていたのは台湾版ですか?

はい、子供の頃は台湾版しか知りませんでした。
後にこの作品に出演することが決まってから、日本版や韓国版などの各国版やマンガやアニメの作品を見ました。


「イタズラなKiss~Love in TOKYO」より。
原作:多田かおる「イタズラなKiss」c多田かおる/ミナトプロ・エムズ
c「イタズラなKiss~Love in TOKYO」製作委員会



― 今回の作品は、そのジョセフさん&アリエルさんの作品が2005年に作られてから、12年の時を経て新たに制作されました。
出演依頼を受けた時はどんな気持ちでしたか?


本当に感動しました。
以前、「自分でどのドラマのキャラクターに似ていると思いますか?」と質問され、「"イタキス"の琴子に似ている」と答えたことがあったんです。その後、今回の作品のお話をいただいて、本当に嬉しくて。

本当に大切な役なので、精一杯役作りに励みました。


― 今回の役を演じるうえで、監督や脚本家からのアドバイスなどありましたか? あれば教えてください。


実際に撮影に入る前に、何度もみんなで集まってミーティングをしましたね。
俳優同士でがそれぞれの役についての考えをシェアし、みんなで話し合ってキャラクターを決めていきました。


― 役を演じる上で一番難しかったのはどの部分ですか?

最初、一番難しかったのは、泣くシーンでしたね。
私は泣くシーンがとても多く、しかもそれまで泣くシーンの経験がなかったので、撮影の時は自分の辛かった経験を思い浮かべたり苦労していました。

でも撮影が進んで行って、自分が月琴と同じ気持ちになるにつれて、この問題を克服することができました。
月琴の気持ちや脚本がどこまで進んだかで涙を流すことができるようになり、自分でも多くのことを学ぶことができました。



― 今回の月琴というキャラクターは、泣いたり、笑ったり、恋をしたりと、いじめられたりと、シーンによっていろんな表情をしています。いろんな表情を出すことについて何か特別なことをしていますか。

最初の頃、私たちは、マンガのどのキャラクターに似ているかなどと話し合いました。だから私の表情はちょっと大げさだったかもしれません。
役作りをして、周りの評価を聞いて、はっきりさせたかったとの思いもありました。

でも撮影が始まり、自分が月琴になってからは、表情に対してそのように意識することもなく、月琴の気持ちになって演じることで、自然と彼女の豊かな表情が出せるようになったと思います。



― 撮影現場の雰囲気はいかがでしたか? 以前、現場を見させていただいたときに、皆さん、とても楽しそう笑っていたのが印象的でした。撮影中の印象に残っているエピソードや、内緒話などがあれば教えてください。

撮影現場はいつもとても楽しく、笑い声が溢れていましたよ。

印象に残っているのは、私とパパと江植樹の家族がみんなでご飯を食べているシーンですね。
江植樹のパパの演技がとても面白くて、笑ってはいけないようなシーンだったのですが、みんなで笑いをこらえていました。
私の隣に座っていた江植樹は全身震わせながら笑いをこらえていて、テーブルに座っていた全員が必死に耐えていました。

その時、ガマンできずに後ろを向いたら、カメラマンさんも震えながら笑いをこらえていて、最後にはみんなで大笑いしてしまいました。
それがとても面白かったです。


― ディノさんは現場でみんなにイタズラをしているようですが、彼は実際に現場でどんなイタズラをしていましたか?

彼は本当にイタズラが酷いんですよ...ってハハハ、冗談です(笑)。

彼は現場のムードメーカー的存在です。
元々は彼に対して"ハンサムなアイドル"という印象がありました。初めて会った時に、至近距離で演技をしたんですが、彼はおでこを上げて皺を私に見せ、「Wifiが届いた」って笑わせてくれたんです。

それから彼の足の甲にある毛を見せたり、他にもいろいろと笑わせてましたね。
彼はみんなにイタズラをしてるというより、みんなを楽しませてくれるムードメーカー的存在でした。




― じゃあ金ちゃんはどうですか? 彼はみんなをからかうほうですか?それともからかわれるほうですか?


金ちゃんは時々からかうし、みんなにからかわれることもありますね。
彼のいたずらは彼自身の個性がうっかり出てしまったような類いのもので、みんなもおもしろがっています。

彼自身はとても昔ながらの考えを持っている人で、まるで父親のように感じることもあります。
例えば、いつもキャンディーやおやつを用意していて、私にくれたり(笑)。

撮影を待っている時に、みんなでご飯を食べに行くことになった時のことです。彼が最初に向かったのが海産物店で、そこで店主のおばさんと値段交渉しながら蝦を買って、買った蝦を持ってレストランに行ったんです。そでれ店主に「この蝦を彼女たちに食べさせてやってくれ」と。

それは私が小さい時に父が取った行動とそっくりだったんです。




― 数日前に彼らにインタビューしたんですが、アダム・ゴンさんは普段、家でお茶を入れたり、ピーナッツを食べたりしているそうです。お年寄りみたいな感じですよね(笑)。


次はドラマの中のセリフやシーンで一番印象に残っているものを教えてください。

江植樹が私に言った言葉かな。「おまえ??」って。

植樹がツンデレな感じで「お前が好きなのは俺だ。お前は他の人を好きになれない」と言った場面ですね。
これは植樹がはじめて月琴に告白したようなもので、しかも月琴が植樹のことをあきらめようとしていた時にこれを聞いたのは、胸が締め付けられる思いでした。



― この作品はすでに何度もドラマ化されていますが、今回の「イタキス」と他の作品の違う所はどこですか?

前の作品からは何年も経っているので、時代背景も違いますね。
なので出来上がったものも違うと思います。

今はインターネットもFacebookもファンページもありますし、作品との距離が近いかもしれません。
それに今回はみんな若手の俳優ですね。



― 最後に日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

日本のみなさん、こんにちは。
この作品は見た人がキュンとするような、かわいらしい作品になっています。
皆さんがこのドラマを気に入ってくれればうれしいです!




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「イタズラなKiss~Miss In Kiss」

<DVD情報>



DVD-BOX1&2(各15,000円)好評発売中!
レンタルDVDvol.1~13 好評レンタル中




発売元:エスピーオー/フジテレビジョン
販売元:エスピーオー
Based on the original comic 『Itazurana Kiss』created by Kaoru Tada cKaoru Tada/ minato-pro,Mz-plan

公式HP:http://www.cinemart.co.jp/missinkiss/


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<放送情報>

地上波放送・配信決定!
●フジテレビにて 好評放送中!
毎週月曜26:35~27:35
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/missinkiss/index.html

●FOD配信にて10月20日(金)より完全版全21話一挙配信
http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4d16/

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