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【最新ドラマin台湾】ルビー・リン最新プロデュース作「有生之年(原題)」、クランクアップでジョセフ・チェンが撮影秘話を明かす

ニュース提供元:TVBS

 ウー・カンレンとジョセフ・チェン
TVBS

TVBSテレビの主力ドラマ「有生之年(原題)」(仮訳:生涯)が2カ月半の撮影を終え、出演キャストとスタッフが一堂に会し打ち上げが行われた。

ルビー・リン(林心如)がプロデューサー、ドゥー・ジョンジャー(杜政哲)が脚本、シュー・ジャオレン(許肇任)が監督を務める「有生之年」。キャストはウー・カンレン(呉慷仁)やジョセフ・チェン(鄭元暢)ら人気俳優が顔を揃える。ウー・カンレンは「このドラマに出演できてラッキーでした。こんなに楽しい気持ちで撮影を終えられることは滅多にないので、とても得難い経験です」と話した。

「有生之年」は家族関係を主軸としたストーリー。ジョセフ・チェンは、脚本の中に自分と父親の関係を見るようでとても感動したという。また「父はとても保守的で真面目な人で冗談も言いません。ですから、始めは自分の親子関係を通して解釈しようとしたのですが、この役に改めて考えさせられることも多く、演じ終えた後は家族を抱きしめたくなりました。まるで家族へのラブレターのような作品です」と語った。

ジョセフ・チェンにとって今回が初共演となるウー・カンレンについては「カンレンは素敵な人です。自分と同じ射手座で気も合うし、お互い人前ではしゃぐタイプです」と明かした。またカンレンは、撮影現場ではたとえプライベートな話でも台本についての話し合いでも、常に演じる役を身の内に潜ませ、生活の中にまで溶け込ませているのだという。ジョセフは「そんな彼との共演にとてもやりがいを感じています」と、カンレンへのリスペクトを示した。撮影現場の印象深いエピソードとしては、酔ったウー・カンレンがジョセフ・チェンの夢を見るというシーンを挙げた。お酒が強くないカンレンは、この撮影で本当に酔っ払ってしまい、翌日目覚めたときにはバッグがなくなっていたそうだ。

「有生之年」で再びタッグを組むのは、ルビー・リンとドゥー・ジョンジャーとシュー・ジャオレンの3人。監督のシュー・ジャオレンは「二人は長年の友。気心が知れており厚い信頼があるので、また一緒に仕事をするにあたり問題は何もありません」と述べた。また彼にとって3度目のコラボとなるウー・カンレンについては「カンレンは、この役柄を十分に把握した上で楽しんで演じていて、余裕すら感じられます。撮影中もよくアイデアを出してくれたおかげで、より深みがあり面白い役になりました」と、カンレンの仕事ぶりを褒め称えた。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

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