監督
テレンス・ヤング
映画創成期以来、脈々と続いてきた長い西部劇の歴史の中で、いきなり大型ハリケーン級の爆風を巻き起こしたのが『レッド・サン』だ。
主演は『七人の侍』主演は『七人の侍』(54)をはじめ日本映画界を代表するレジェンド、三船敏郎。
『狼よさらば』(74)などアメリカン・アクションの第一人者、チャールズ・ブロンソン。
そして今年逝去したフランス一の名優、『太陽がいっぱい』(60)のアラン・ドロン。
日米欧を代表する男の中の男、史上最強の3大スターが荒野を舞台にまさかの大集合。「007」シリーズの名匠テレンス・ヤング監督がメガホンをとり完成したこの驚愕作が、初の4Kデジタルリマスター版で2025年新春、スクリーンに復活する。
この度、予告編が完成。舞台は1870年、アメリカ西部。青空の下すすむ蒸気機関車を襲撃する強盗団のリンクと相棒ゴーシュ、その手下たち。
彼らが狙うのは車内の金貨だったが、同じ列車には偶然日本の大使とその一行が同乗していた。ここでゴーシュが大使一行の煌びやかな宝刀を発見。
日本大使に同行していた侍の黒田重兵衛は、ゴーシュに盗まれた貴重な宝刀を7日間のうちに取り返すように命じられる。
ボスのリンク役をダンディに演じるブロンソン。黒装束に身を包んだゴーシュ役をクールに決めるドロン。武士道に生きる侍、黒田役を寡黙に体現する三船。
そんな3大スター登場の胸躍るオープニングに始まり、ブロンソンやドロンの華麗な銃さばき、三船の堂々たる殺陣をはじめ、広大な荒野を背景に男たちが入り乱れるド派手なアクションが畳みかけるように描かれ、
いやがうえにも本編への期待が高まる予告編となっている。
全編を彩る、どこかオリエンタルな雰囲気がただよう美しい旋律を手掛けたのは『アラビアのロレンス』(62)、『ドクトル・ジバゴ』(65)をはじめ、数々の映画音楽を手がけたモーリス・ジャール。『美女と野獣』(46)、『ローマの休日』(53)、『ベルリン・天使の詩』(87)
などで知られる名キャメラマン、アンリ・アルカンがとらえた絶景の数々は、今回の4K版でさらに贅沢にお楽しみいただける。
史上最強のスターとスタッフが集った、史上最高の娯楽大作。2025年お正月は『レッド・サン 4Kデジタルリマスター版』で決まり!
テレンス・ヤング
三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン、ウルスラ・アンドレス
脚本:レアード・コーニッグ、ローレンス・ロマン
撮影:アンリ・アルカン
音楽:モーリス・ジャール
© 1971 STUDIOCANAL - Oceania Produzioni Internazionali Cinematografiche S.R.L. - Diagonal Films
提供:マーメイドフィルム
配給:コピアポア・フィルム
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