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8月2日(金)よりロードショー

デューン/砂の惑星 4Kリマスター版

日本公開から40年――。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演による「リメイク3部作」が注目を浴びるなか、全盛期を迎えつつあったリンチ・ワールドが詰め込まれた伝説の超大作が、4Kリマスター版としてスクリーンに蘇る!

西暦10191年。砂に覆われ、巨大な虫が支配する“デューン”と呼ばれる荒涼の惑星・アラキス。皇帝シャダム4世の従弟にあたるアトレイデス公爵の息子・ポールを中心に、宇宙を支配する力を持つ「メランジ」と呼ばれるスパイスを巡る、壮大なドラマが幕を開ける。

この度、4Kリマスター版のポスタービジュアルが解禁。「“創造主”デヴィッド・リンチ伝説の超大作」というコピーが掲げられ、宇宙空間にビビッドな色味で写し出された“デューン”と呼ばれる砂漠の惑星アラキスと、本作の象徴ともいえる巨大生物“砂虫(サンド・ウォーム)”の恐ろしい造形が印象的なビジュアルとなっている。
併せて解禁された予告映像では、イルーラン姫が宇宙で最も貴重な物質である香料メランジと、その唯一の採取地である砂漠の惑星“デューン”の説明をする場面から始まる。メランジを求めて抗争が勃発する中、力が開花し“救世主”となったポールが、宇宙を支配する邪悪な権力に闘いを挑む様子が描かれている。撮影に約1年を費やし、600人以上のクルーと15,000人のエキストラが参加し、6000万ドルにものぼるという映画史上空前の制作費で撮られた圧巻の映像と、デヴィッド・リンチ監督の美学が詰まった内容に期待の高まる予告映像となっている。
「テアトル・クラシックス ACT.4『デューン/砂の惑星』4Kリマスター版」は8月2日より公開。

アメリカのSF作家フランク・ハーバートの大河SF『デューン/砂の惑星』を、『キングコング』(76)などを手掛けた大物プロデューサーであるディノ・デ・ラウレンティスが、『イレイザー・ヘッド』(76)、『エレファントマン』(80)に続く長編3作目を手掛けることになったデヴィッド・リンチ監督を招聘し映画化を実現した。SFX担当には『レイダース 失われたアーク』のキット・ウェストと『遊星からの物体X』のアルバート・ホィットロック、そして生き物のモデル・メーカーには『E.T.』のカーロ・ランバルディー。
時は10191年。宇宙は皇帝シャダム4世によって支配されていた。この時代に最も貴重な資源は、メランジと呼ばれるスパイス。体を動かさずして自由に旅ができることから、宇宙旅行には必須の物質だった。このスパイスを採取できるのは、砂に覆われ巨大な虫が支配する“デューン”と呼ばれる砂漠の惑星アラキス。この星を舞台に、覇権をめぐって繰り広げられる勢力争いを描く。
銀河の大勢力のひとつに君臨する大王皇帝シャッダム4世は、自分の地位を脅かしそうな“救世主”の出現を恐れていた。やがて砂の惑星アラキスに住む皇帝のいとこアトレイデス公爵の息子ポールこそが救世主と判明し、皇帝は公爵の敵であるハルコネン男爵と手を組んでアトレイデス侯爵の失脚を図る。結果、腹心の部下に裏切られた公爵は自害し、ポールと母親ジェシカは砂漠に逃れ、アラキスの原住民であるフレーメンの集団に合流し、一大軍団を組織する。巨大なサンドウォーム(砂虫)を操り、ポールはハルコネン男爵の軍を次々と壊滅してゆく。やがてフレーメンに伝わる“命の水"を飲んで超人化したポールは、皇帝に最後の闘いを挑む。

※当館での上映は、2Kでの上映となります。上映素材は、4Kにコンバートされたものです。

予告編

監督

デヴィッド・リンチ

キャスト

カイル・マクラクラン、ユルゲン・プロホノフ、フランチェスカ・アニス、マックス・フォン・シドー、ショーン・ヤング、パトリック・スチュワート、スティング、ホセ・ファーラー

スタッフ

脚本:デヴィッド・リンチ 原作:フランク・ハーバート 製作:ラファエラ・デ・ラウレンティス 製作総指揮:ディノ・デ・ラウレンティス
撮影:フレディ・フランシス 編集:アントニー・ギブス 音楽:ブライアン・イーノ、TOTO

[1984年製作|137分|アメリカ|原題:Dune]
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