
警察のプロファイラーのパク・ヘヨンはある日、
廃棄処分寸前の壊れた無線機から聞こえてくる声を耳にする。
声の主は15年前の未解決事件を追うイ・ジェハン刑事だった。
時効まであと数日となったその未解決事件の有力な手がかりを、
無線を通じてジェハンから教えられたヘヨンは、
かつてジェハンの後輩だったチャ・スヒョン刑事と共に事件を解決。
その後も、ヘヨンは半信半疑のままジェハンとの交信を続けるうち、彼が過去の人間だと知る。
一方、スヒョンは15年前に失踪したジェハンの行方を捜し続けていた。

[無線機]
壊れてもイ・ジェハン刑事がお守り代わりに持っていた。パク・ヘヨンが手にした後、夜11時23分になると作動。
[時計]
チャ・スヒョンの古い腕時計。時計修理店を営むイ・ジェハンの父に直してもらって使い続けているのには理由が。
[オムライス]
パク・ヘヨンの好物。幼い頃の家族との思い出があり、よく食堂で頼んでいたが、そこには意外な事実が。

パク・ヘヨン
新人刑事だったが、警察大学卒 のプロファイラーとしての高い能力を買われて長期未 解決事件専門チームに配属。ある日、廃棄されるはず だった無線機を偶然手にして、過去の時代を生きるイ・ジェハン刑事と交信を開始。協力して事件を解決に 導いていく。
イ・ジェフン
1984年7月4日生まれ。大学進学後、親の反対を押し切って夢だった演技の道に進むことを決心し、多くの俳優を輩出した韓国芸術総合学校演劇院で学んだ。短編映画で頭角を現し、映画『高地戦』(11)で注目された。12年 には『建築学概論』がヒット。主な出演作に「ファッション王」(12)『パパロッティ』(13)「秘密の扉」(14)など。
チャ・スヒョン
最初は車の運転もおぼつかない新人刑事だったが、イ・ジェハンの下で多くの事件と向かい合い正義感溢れる優秀な刑事に成長する。現在は、長期未解決事件専門チームのリーダーに。秘かに好きだったイ・ジェハンが謎の失踪を遂げた後も、長年彼を捜し続けている。
キム・ヘス
1970年9月5日生まれ。スカウトされて中学の時に芸能界入りし、多くの映画やドラマに出演して人気を得た。近年は映画を中心に活躍していたが「オフィスの女王」(13)以来3年ぶりに本作でドラマに復帰し、多くの賞を受賞。主な作品に『タチャ イカサマ師』(06)『10人の泥棒たち』(12)『コインロッカーの女』(15)などがある。
イ・ジェハン
不正を憎む熱血刑事。壊れた無線機によって未来に生きるパク・ヘヨンとつながり、無線を通して共に捜査する。新人刑事チャ・スヒョンを「半人前」と呼んで厳しく接する。ぶっきらぼうで口が悪いが心は優しく、スヒョンの想いに応えようとするが…。
チョ・ジヌン
1976年3月3日生まれ。大学で演劇を専攻し、釜山で10年ほど演劇活動をする。ドラマ「ソル薬局の息子たち」(09)で知名度を上げた後は映画で活躍。近年は『バトル・オーシャン/海上決戦』『最後まで行く』(14)『暗殺』(15)などが次々にヒット。イ・ジェフンとは『高地戦』(11)『悪魔の倫理学』『パパロッティ』(13)で共演している。

<キャスト>
イ・ジェフン 『建築学概論』『パパロッティ』『高地戦』「秘密の扉」
キム・ヘス 『10人の泥棒たち』『観相師-かんそうし-』「オフィスの女王」
チョ・ジヌン 『悪いやつら』『暗殺』『パパロッティ』「アントラージュ(原題)」
チョン・ヘギュン 『王の運命 -歴史を変えた八日間-』
チャン・ヒョンソン 『シュリ』「ファントム」「サイン」
<スタッフ>
演出:キム・ウォンソク
「ミセン-未生-」「トキメキ☆成均館スキャンダル」
脚本:キム・ウニ
「ファントム」「サイン」「スリーデイズ〜愛と正義〜」