1990〜99年に連載されて大人気となり、今でも多くのファンに支持されているマンガ『イタズラなKiss』。マンガの人気を受けて、日本と台湾でドラマ化されると、これも大ヒット。アジア中で知られる作品となり、女子の心をわしづかみにするタイトルのひとつになった。そして2010年、ついに韓国でもドラマ化!制作は「宮〜Love in Palace」「花より男子〜Boys Over Flowers」でラブコメディに定評のあるグループエイト、監督は「宮」を手がけたファン・インレという強力なタッグが組まれ、さらに主演には「花より男子」のユン・ジフ役で絶大な人気を得たキム・ヒョンジュンを抜擢。フレッシュな若手キャストたちのほか、日本でも知られているベテラン俳優たちも随所にちりばめられ、ドラマを明るく盛り上げている。原作は、主人公たちの恋愛を中心にしつつ、2人を応援する家族や友人たちまで愉快に描かれているところが魅力だが、ドラマでもその魅力は絶妙に再現されている。
パラン高校に通うペク・スンジョ(キム・ヒョンジュン)は、IQ200の天才。そんなスンジョに片思いしているオ・ハニ(チョン・ソミン)は、思いを寄せてくれるジュング(イ・テソン)には目もくれず、スンジョひとすじ。ついに告白を決心したハニは、スンジョにラブレターを渡す。ところがスンジョは手紙の誤字にあきれ、「D-」と書き入れてハニにつき返し、「頭の悪い女は嫌いだ」と冷たく言い放つ。落ち込むハニに、さらなる不幸が。新築の自宅が震度2の微震で倒壊してしまったのだ。家を失ったハニと父は、父の親友宅に居候させてもらうことに。しかしそこはスンジョの家で…。