心に傷を持ち、人を避けて生きてきた孤独な青年と、同じ傷を持ちながら、人を信じて生きてきたヒロイン。ある因縁で出会った2人が、互いを守り、癒し合う究極の胸キュンロマンス、「ヒーラー~最高の恋人~」。
表と裏の顔を持つ主人公を演じたのは、「奇皇后―ふたつの愛 涙の誓いー」で日本でも人気急上昇中のチ・チャンウク。クールでセクシーな仕事人の姿で、そのスマートさに酔わされる一方、世を忍ぶ仮の姿では、情けなくも憎めないキャラで母性本能くすぐり、そのギャップに心くすぐられてしまう。何より、表と裏の顔を持つ主人公が、正体を隠し、命懸けでヒロインを守ろうとする姿は、「シティハンターin Seoul」を思わせる“切な+カッコよさ”で、スリルとときめきで胸がドキドキさせられっぱなしだ。「トキメキ☆成均館スキャンダル」で知られるパク・ミニョンが、明るく快活なヒロインを好演し、チ・チャンウクと抜群の相性を見せている点も“高共感度”に繋がっている。この2人の間で繰り広げられる、“目隠しキス”や“秘密の映画館デート”“泥棒キス”など、その甘くロマンチックなラブシーンは、韓国ドラマ史上、最高にキュンとする。
脚本は、「シンイ-信義-」など、数々の名作を世に送り出してきたソン・ジナ。本作でも、ロマンス、アクション、サスペンスといった多様な要素を、軽さと重さの絶妙なバランスで紡ぎ上げ、スリリングかつ痛快なストーリーを展開。主人公2人はもちろん、キャラクター1人1人に胸しめつけ、心揺さぶるドラマがあり、そのあまりにも深い世界にどっぷりハマリこむこと請け合いの“中毒症”ドラマだ。
闇の便利屋「ヒーラー」ことソ・ジョンフ(チ・チャンウク)は、誰にもその顔を見られることなく、殺人以外ならどんな依頼も完璧にこなす業界屈指のレジェンドだ。そんな彼のもとに、1人の女性を捜してほしいという依頼が入る。ターゲットは、三流インターネット新聞「サムデーニュース」の熱血記者チェ・ヨンシン(パク・ミニョン)。依頼主は、ABS放送局のスター記者、キム・ムンホ(ユ・ジテ)だった。難なく彼女を見つけ出し、仕事をこなしたジョンフだったが、さらにムンホから新たな依頼が届く。それは、ヨンシンの夢を調べること。奇妙な依頼を不審に思いつつも、彼女の身辺を調べるうち、その過去を知り、気になり出したジョンフは、新米記者パク・ボンスとして彼女の職場に潜入する。そんな中、ある事件によりジョンフ、さらにヨンシンが狙われるように。ヨンシンは後輩ボンスに心を許しつつ、自分の危機に現れる正体不明の男、ヒーラーに惹かれていくが……。一方で、ムンホはある過去の出来事に苦悩し、ヨンシンを一流記者に育てようとしていた。その裏には、ヨンシンやジョンフ、彼らの親たちの因縁が隠されていて……。
その過去の真実とは? ジョンフとヨンシンの愛の行方は?