シスターを目指して修行中のコ・ミニョは、ある日突然、大人気バンド、A.N.JELLに加入するはずだった双子の兄ミナムの代役として1ヵ月間、ミナムになりすまして加入することになり、メンバーたちとの共同生活も開始。ミナムの加入に反対していたリーダーのファン・テギョンもミナムの"天使の歌声"を聴いて加入は認めたものの、完璧主義で潔癖症のテギョンにとって、ミナムは災難の元でしかなく…。
ミナムお披露目パーティの夜、酒に酔ったミナムがテギョンの上に倒れ込み、2人が車で運び出された動画がネット上に流れ、ミナムの頭のケガまでテギョンによる暴力だと噂され不仲説が広がり、ファンたちはミナム脱退運動を開始。そこでアン社長は、イメージアップのためにミナムの正式デビューを早めようと計画する。そんな時、テギョンがひょんなことからミナムが女であることを知ってしまい…。
みんなに全てを打ち明けるようにとテギョンに言われて、出て行く準備をしていたミナム。その頃、合宿所にミナムの伯母が訪ねてくるが、会えなかったミナムは、母を知る手がかりになる伯母に会えるまでバンドに残りたいとテギョンに懇願。ミナムは宝物にしている母親の指輪をテギョンに預けようとすると、テギョンは指輪を池の中へ放り投げ、指輪を見つけられたらミナムを信じると言う。一晩中探す姿を見てバンドに残ることを許した。
プールで気を失ったテギョンを助けたとしてファンからA.N.JELLとして認められるようになったミナムは、メンバーたちにも受け入れられるように。児童福祉施設でのクリスマスパーティも4人で終え、いよいよ初ステージを迎えたミナム。だがその直後、ミナムの母が亡くなっているという連絡が入り、泣き崩れるミナムをテギョンが力強く抱きしめる姿を、シヌとジェルミは陰から見守っていた…。
A.N.JELLメンバーは落ち込むミナムを励まそうとサプライズパーティを開き、ミナムは笑顔を取り戻す。シヌは韓国語でミナムに気持ちを告げ、ジェルミもミナムで頭がいっぱいになっていた。一方、テギョンはモ・ファランとの食事中にエビアレルギーを起こし、ミナムはシヌと食事をしていたが、苦しむテギョンを放っておけず、そばにいることに。ある日、ミナムの伯母が合宿所に住むことになり、テギョンとミナムが合部屋になり…。
テギョンの優しい微笑みが忘れられず、心臓の鼓動が止まらないミナム。一方、テギョンは、教会の院長に会いに行くミナムを、合宿所を出て行ったのかと勘違いをして、慌てて追いかける。その頃、テギョンに気がある国民的人気女優のユ・ヘイは、コーディから聞き出したミナムの秘密を盾にテギョンに近づこうとするが相手にされず、怒って記者にバラそうとしたその時、テギョンが阻止するためにユ・ヘイにキスをして…。
テギョンはミナムの秘密を守るために、ユ・ヘイとニセの恋人同士を演じて付き合うフリをすることに。そうとは知らないミナムは落ち込む一方で新曲のレコーディングにも身が入らす、一度故郷へ帰ることに。シヌが付き添うが、テギョンとユ・ヘイもやってきて、ますますせつなくなるばかりのミナムだが、その想いを新曲に爆発させてレコーディングを成功させる。そんなミナムをジェルミが街へ連れ出し、涙が落ちない方法を教える。
感情のコントロールができないミナムは、マ室長から鼻のツボを押すと効くと教えられ、テギョンの前でツボを押しまくっていた。そんな中、メンバーたちは新曲のPV撮影で沖縄へ。モ・ファランから、自分が生まれたせいで愛する人を失ったと言われ、傷つたテギョンを見かけたミナムは、この日がテギョンの誕生日だと知り、ミナムなりの方法でお祝いをする。
メンバーに優しくされているミナムが妬ましいユ・ヘイは、ミナムを困らせようと必死だがメンバーたちはますますミナムを庇う。一方、テギョンにもらったヘアピンをなくしミナムは落ち込むが、実はテギョンがヘアピンを持っていて…。ある日、ミナムが高熱を出し、テギョンが看病する。ミナムはみんなに優しくされるほどに、正体を隠している自分を責めるようになる。
ユ・ヘイから、ミナムがひとりで参加する新曲のPV試写会で正体を公表するようにと脅されていたミナムは、みんなに迷惑をかけまいと女の子=ミニョに戻ることを決意。テギョンには自分が女に戻ったら他人のふりをしてほしいと懇願。試写会当日、ミナムは突然姿を消し、メンバーたちが会場に駆けつけると、そこには女の子に戻ったミナム がいて…。
テギョンにキスされて内心ウキウキのミナムだが、テギョンがユ・ヘイにミナムを好きじゃないと話しているのを聞いて泣きじゃくる。シヌがミナムに接近すると嫉妬している自分を自覚したテギョンは、マ室長からミナムのブタ鼻の真相を聞き、ようやくミナムの気持ちに気づく。悲しみに絶えきれず女の子の姿で去ったミナムをテギョンが迎えにやって来て…。
ミナムのためにラジオ番組で歌を歌うことにしたジェルミだが、ミナムがテギョンを好きだと知って傷心。循環バスを1周して笑顔に戻る。ミナムと一緒に行くはずだった花蓮からひとり帰って来たシヌは、ミナムに気持ちの全てを打ち明ける。そんな時、ミナムは父親とモ・ファランの関係を偶然知ってしまう。確かめるためにモ・ファランのもとを訪ねると、そこにテギョンが現れて…。
ミナムの父のせいで自分が母親に捨てられたと思っているテギョンと、テギョンの母のせいで自分の母親が死んだと思っているミナム。互いの存在が互いを傷つけ苦しめ合い、ミナムはみんなの元を去ろうと考えていた。ミナムが女だと疑っていたキム記者は、ミナムの帰国を空港で待ち構え、正体を暴こうとするも、彼こそがミナムの双子の兄、本物のミナムだった!
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