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『FPU 〜若き勇者たち〜』香港アクション映画の名匠アンドリュー・ラウは新天地で 映画界を牽引していた!

国連平和維持警察隊「FPU」(フォームド・ポリス・ユニット)の激闘をリアルに映し出す超本格アクション映画『FPU 〜若き勇者たち〜』が、2025年1月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。この度、アクション映画の名匠アンドリュー・ラウが魅せる新境地について紹介!


『インファナル・アフェア』の大ヒットメーカー アンドリュー・ラウ製作総指揮!
大ブレイク中の俳優ワン・イーボーとホアン・ジンユーが夢の競演


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中韓ボーイズグループUNIQのダンサー&ラッパーとしてデビューし、大ヒット時代劇ドラマ「陳情令」で世界中を虜にしたワン・イーボーが、人命救助に情熱を燃やす青年を熱演。過酷なハードアクションや困難な感情表現を自分のものにし、精悍なビジュアルとハイスペックな身体能力を披露している。さらに、高校生の青春BLドラマ「ハイロイン」の主役で鮮烈なデビューを飾ったホアン・ジンユーが、モデル時代に培った圧倒的オーラでリーダー役を好演。ミリタリーアクションを完璧にやり遂げ、若手トップ俳優の実力を証明した。またチョン・チューシー、ジュー・ヤーウェン、グー・ジアチェン、オウ・ハオなど人気俳優が脇を固める。

国連平和維持警察隊に派遣された中国の軍人が、現地の平和を取り戻すために奮闘する姿を描く本作は、『マトリックス』でキアヌ・リーブスのアクションコーチを担当した武術監督出身のリー・タッチウが監督を務め、VFXに頼らない臨場感のあるアクションを作り出した。さらに、香港映画『インファナル・アフェア』三部作の監督・製作・撮影で知られる巨匠アンドリュー・ラウが製作総指揮に名を連ね、戦場を舞台にした男たちの緊迫した生き様を活写する。臨場感あふれる銃撃戦、疾走感に満ちたカーチェイス、パルクールによる追走劇、ダイナミックな大爆破などド迫力な映像満載なアクション大作に仕上がっている。


アクション映画の名匠アンドリュー・ラウが新天地でたどり着いた新境地とは?

アンドリュー・ラウ
アンドリュー・ラウ

香港映画と言えば、ブルース・リーやジャッキー・チェン、ドニー・イエンら大スターたちの主演する大作が本国でも海外でもヒットしていたが、最近注目を浴びているのはそういった大規模な作品よりも人々の生活に着目した国民目線の映画だという。現在の香港で社会現象級のヒットをするのは、香港の街で生まれ育ち、今の香港の空気感を知っている人たちだけが格別に理解し、共感できるような内容の作品である傾向が、顕著になっている。また、監督陣も大きく世代交代を遂げたというが、以前活躍していた監督たちはいなくなったのではなく、活躍の場を変えていたのだ。比較的小規模なローカル題材が流行する香港映画界からは距離を置き、より大規模で黄金時代さながらのスペクタクル・アクションも撮れる中国映画界へと針路を取っているという。

そのメインと言えるのが、『FPU ~若き勇者たち~』で製作総指揮を務めたアンドリュー・ラウだ。「インファナル・アフェア」シリーや『頭文字D THE MOVIE』など香港を代表する作品を手掛けていたが、2005年以降は韓国やアメリカに活動の幅を広げ、中国のアクション超大作『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』(19)で大成功を納めている。同作品では、アクション監督に『FPU ~若き勇者たち~』の監督でもあるリー・タッチウを起用し、アクションや超大作などの方面で、香港映画人の優れた創作力が作品の成功に結び付く実例を作り上げ、中国映画を牽引、新境地にたどり着いた。その能力を時代の変化に合わせ正しい場所で発揮していくアンドリュー・ラウの今後の作品からも目が離せない。

アンドリュー・ラウとリー・タッチウがタッグを組んだアクション超大作『FPU 〜若き勇者たち〜』は、2025年1月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。

『FPU 〜若き勇者たち〜』
2025年1月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

2024年/中国映画/中国語/カラー/5.1chデジタル/101分/配給:ハーク
https://www.hark3.com/fpu
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