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インタビュー|「玉骨遥」レン・ミン(任敏)“ジャン先輩は朱顔と似ている”

美しくも切ない、禁断の大ヒットドラマティック・ロマンス時代劇「玉骨遥(ぎょっこつよう)」。この度、幼さの残る弟子から引き裂かれる運命の恋人へと成長していく朱顔(しゅがん)を表現力豊かに演じたレン・ミン(任敏)のオフィシャルインタビューが到着した。


 

——簡単に朱顔(しゅがん)というキャラクターについてご紹介ください。

レン・ミン 朱顔は今着ている衣装と同じく、火のような赤色のイメージの少女です。率直な性格で義侠心に満ちた人物です。

——朱顔の性格はご自身と似ていますか?

レン・ミン 実際の自分と似ているところはありますね。例えば食べるのが好きなところです。朱顔は人を慰める時に「大丈夫、天極風城に行って牛や羊のご馳走を食べよう」と言うような子です。普段の私も食べることで癒されています(笑)。

——脚本を読んで最も惹きつけられた部分はどこですか?

レン・ミン まず朱顔のキャラクターが、私がこれまで演じてきた役とは違ったことです。彼女は幸福な家庭で育ち、型破りで明るく、弾幕に書かれているようなタイプです。

——スムーズに役に入り込むことができましたか?

レン・ミン これまでこのようなキャラクターを演じたことがなかったので、やはり少し難しいところがありました。自分でも自分のことをはっきりと理解しているとは言えないので、自分と少し似ている役を作り上げる際には、鏡に映して見るように、まず自分を理解してからキャラクターを理解していきます。キャラクターと似ているところ、違うところを理解するのは多少難しいところがありました。


© Tencent Technology (Beijing) Co., Ltd

——このドラマはたくさんの名場面があると思いますが、一番印象に残っている名場面はどこですか?

レン・ミン 重要なシーンはたくさんあります。例えば、師匠の時影(じえい/シャオ・ジャン扮)を刺すところです。これまで泣くシーンがあっても脚本ではごく短い場面ですぐに消化できたのですが、このシーンは2、3ページに渡るたくさんのセリフがありました。その直前に止淵(しえん/ファン・イールン扮)が師匠に殺され、怒った私は師匠を刺してしまうんです。師匠が死ぬのは最も辛い涙のシーンですが、すでに力を使い果たしてしまっていて、その時にはもう何のテクニックも使えずそのシーンを支える力が残っていなかったので、最も拙い方法で演じることになりました。つまり、心のままに思いっきり泣いて泣いて、そのまま倒れてしまったんです。それが泣くシーンの中でも一番印象に残っているシーンです。

——この役を演じて幸せに感じたこと、心残りがあることは何ですか?

レン・ミン 毎日多少なりとも心残りはありました。現場で危機感を感じたのは、カメラの前で特に緊張を覚えることが続いたことです。言葉のリズムや考え方が変わることは、演じる方にとっては大きな変化です。

——朱顔の心に響いた時影の良さとは何でしょうか?

レン・ミン 最初はやはり彼の法術がすごいということだと思います。朱顔は英雄になる夢を見ているような少女で、ずっと時影を救える人を探しています。彼女は(人を生き返らせることができる)法術を追い求めていて、師匠は(その目的を達成できそうな)すごい法術を使える人物なんです。だからまず彼の技能に朱顔は惹きつけられます。

——シャオ・ジャン(肖戦)さんとの共演はいかがでしたか?

レン・ミン 師匠に最初に会ったのは本読みの時だったと思いますが、その時は口数が少なかったです。師匠の素顔、ジャン先輩自身は朱顔と似ている部分が多いですよ。頭の回転が速くて活発で明るいです。私は現場で小さな腰掛を使っていて、彼は付き人さんがちょっと大きめの折りたたみ椅子を持ち運んでいて、それが不便そうに見えたので、小さな腰掛にすればどうですかと言って私と同じものをあげたんです。でも、師匠にしてみたらその腰掛は小さすぎたみたい。でも、何も言わずに2ヶ月以上使ってくれました。彼がその小さな腰掛に座っている姿は可愛かったです(笑)。


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——俳優としてどんな抱負や目標を持っていますか?

レン・ミン 後悔しない、なるべく心残りを残さない、それが俳優としての抱負です。

——将来、どんな俳優になりたいと思いますか?

レン・ミン 一日一日良い演技を心がけていく俳優です。以前、英語の先生に、毎日、小さなことをやり遂げていけば、10年、20年後に思いがけず実を結ぶことがあると言われたことがあります。だから目の前のことをしっかりこなしていくことが一番大切なことだと思っています。

——今後、俳優人生において何か計画や夢はありますか?

レン・ミン このドラマへの出演を決めたのは、自分が気に入った脚本、表現したいと思ったものを選んだ結果です。撮影に入ったら真剣に演技に取り組む、それでいいと思います。


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