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「破墓/パミョ」本編映像が初公開中!


第74回ベルリン国際映画祭正式出品/第60回百想芸術大賞4冠受賞、2024年韓国No.1大ヒット! 墓に隠された恐ろしい秘密を掘り返すサスペンス・スリラー『破墓 /パミョ』が、、10/18(金)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー。

この度、解禁となった本編映像は、キム・ゴウン演じる巫堂ファリムとイ・ドヒョン演じる弟子ボンギルが、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から、桁違いの報酬で依頼を受け、チェ・ミンシク演じる風水師サンドクとユ・ヘジン演じる葬儀師ヨングンと共に向かった、先祖の墓のシーンから始まる。山頂に建つ不穏な墓を前に、黙り込む4人。サンドクは墓地に適した場所かどうかを調べる為、いつも通りに土を舐めると、一瞬の間を置いて、一気に吐き出す。重々しい雰囲気の中、ヨングンは「東に龍の形が広がっていい所だ」と明るく盛り上げるが、「場所の割に墓が素朴だ」と本音を漏らしてしまう。やがて、サンドクは墓の上に立って辺りを見回し、墓石に何かが書いてあるのを発見するが、ヨングンは「名前がないな」と気づく・・・。

チャン・ジェヒョン監督は、秋という季節が感じさせる物寂しく閑散とした雰囲気をスクリーンに表現する為、韓国全土をロケハンして回った。墓のある山は、作品では1つの空間として描かれるが、実際はそうではない。制作陣は墓の入口に達する幾重にも折れ曲がった山中の道、固く閉ざされた山の出入り口や山を登る坂道など、山頂への道程をリアルに具体化する為に心血を注いだ。ソウルからパジュ、コソン、チュンチョン、ウォンジュ、チュンジュ、タンジン、ムジュ、プサンまで、全国各地をそれぞれ撮影した後、1つの空間であるかのように編集するというテクニックが使われている。また、監督は墓を映画のもう1人の主人公として考えた。不思議な雰囲気の墓を探して全国津々浦々を回った監督が注目したのは、非凡な雰囲気を漂わせる場所にある、ごく平凡な墓だった。“この墓は何故ここにあるのか?”という疑問を誘う、山頂の平凡な場所に墓地を設定し、平凡さの中から感じる奇妙な雰囲気を表現してディテールを作った。制作陣は約1,200坪の広大なセットに 2m を超える土を積み上げ、50本の木を植えて、人の訪れる事のない陰惨な雰囲気の墓地を実現した。

※巫堂(ムーダン):霊に仕え、吉凶を占ったり、お告げをする事を職業とする人。主に女性を指す(出典:国立国語院標準国語大辞典)。


COPYRIGHT © 2024 SHOWBOX AND PINETOWN PRODUCTION ALL RIGHTS RESERVED.

 
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『破墓/パミョ』
2024年10月18日(金)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー!

英題:EXHUMA 映倫区分:PG12
提供:KADOKAWA Kプラス、MOVIE WALKER PRESS KOREA
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
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https://pamyo-movie.jp
https://x.com/pamyomovie #破墓 #パミョ

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