最新中国ドラマ|松本清張の小説をドラマ化「錯位」が好評のうちに終了
引用元:wechat 德塔文科技 公式アカウント:「德塔文影视观察」
記事タイトル:「剧日报|《错位》收官口碑不俗,《人鱼》杀青引关注」
中国で市場分析を展開する德塔文科技による影視観察(datawinfilmtv)データより、ドラマデイリー景気指数TOP10にランキングしたドラマを、ピックアップしてご紹介!(以下、ドラマタイトルは全て原題の表記です)
注目作品:松本清張の小説をドラマ化!「錯位」
そしてこの日取り上げられた注目作品は、サスペンスドラマ「錯位」。配信早々から、高い景気指数を獲得しており、iQIYI会員向け配信では最終回を迎えるも、ランキングは5位と好調。このドラマの人気はサスペンス作品としては異例の成績を残しており、サスペンスジャンルが再び市場の主流になりそうな勢いを見せている。
原作は松本清張の小説「渡された場面」で、サスペンスフルな雰囲気と共に、事件を通して人間の多面性と現実社会における道徳的ジレンマを探求。視聴者を物語に惹きつけるだけでなく、話題性も高めた。
さらに、劇中の登場人物のキャラクター演出も充実しており、この点に関しても様々な意見が寄せられるなど、サスペンスドラマが少ない現在の市場に新鮮味を与えている作品として注目されたと分析されている。
期待の放送待機作品:ホアンヤン・ティエンティエン×ドン・ヨン×チャン・カイタイ共演の「人魚」
期待の放送待機作品では、ホアンヤン・ティエンティエン(黃楊鈿甜)、ドン・ヨン(董勇)、チャン・カイタイ(張開泰)らが出演するサスペンスドラマ「人魚」のクランクアップが正式に発表され、人気を一気にトップに押し上げた。
本作は、「三体」のヤン・レイ(楊磊)が演出を手掛けており、サスペンス作品としてのクオリティが保証されているだけでなく、青春+サスペンスという新鮮さのある演出も市場からの期待度が高い。原作は人気サスペンス作家雷米の同名小説で、1990年代を舞台に、いくつかの家族の善、悪、悲しみ、喜びの物語を描いた作品となっている。
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翻訳・編集:島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』(キネマ旬報社)『見るべき中国時代劇ドラマ』(ぴあ株式会社)『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』(コスミック出版)などにも執筆しています。
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