『このろくでもない世界で』ソン・ジュンギの悲しすぎる過去が明らかに!本編映像解禁
第76 回カンヌ国際映画祭&第28 回釜⼭国際映画祭に公式出品され、百想芸術⼤賞で4部⾨ノミネート、⾒事キム・ヒョンソが<新⼈演技賞>に輝いた話題の韓国映画『このろくでもない世界で』が、7⽉26⽇(⾦)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開。
ある地方の暴力が蔓延る町で貧困にもあえぐ18歳の少年・ヨンギュ(ホン・サビン)と、彼の絶望漂う瞳にかつての自分を重ねた裏社会の男・チゴン(ソン・ジュンギ)。傷だらけのふたりが交錯した時、彼らの運命は思わぬ方向へ猛スピードで走り出す―――。この度、これまで明らかにされていなかった、ヨンギュと同じ町に生まれ育ったチゴンの悲しすぎる過去が明らかになる本編映像が解禁された。
ボスにある仕事を頼まれていたヨンギュを迎えに湖のほとりに1人佇むチゴンを捉えた映像で始まり、組織の中で成長し始めたヨンギュに昔そこで起きたある事故について独り言のように語り始める。
© 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED
「ある男がよく来てた。子供連れでな。そして、その子を1人で沖合に残す。男は湖畔で待つだけ」
その男は子供に男が営む飲食店の食材を捕らせて自分は酒を飲んでいた。だが、ある日、いつも通り湖に入った子供が出てこなくなったという。チゴンはさらに、タバコを燻らせ、時折ヨンギュの方も気にかけながら続ける。
「もう1人釣り人がいた。その日も釣れるまで数時間座っているつもりだった。だが5分過ぎた頃、その日に限って竿に力強い引きを感じた”これは大物だ“男は喜んで必死に釣り糸を引いた」
時折ある“箱”を作るチゴンの映像が挟まれる。
「釣り人が釣り上げたのはほんの数センチの小魚だったという。”そんなバカな“と水の中を覗き、仰天した。男は、魚ではなく耳の切れた子供を釣っていた。引き上げたが、子供に息はなかった」
と語ると、現在のチゴンの右耳の傷がクローズアップされる。その子供はチゴンに他ならなかった。後ろ姿のチゴンは
「死んでいたのに・・・水を吐いて起き上がった」
というチゴンの独白で映像は終わる。
まさにヨンギュのように酷い家庭環境で生まれ育ち、裏社会のボスに拾われ今の世界での人生に足を踏み入れていたのだった。私情を挟まず非情なまでに〈汚い仕事〉をこなすチゴンの壮絶な子供時代を知ったヨンギュは覚悟を決め、ますます深みに嵌っていき、後戻りのできないある決断を下すことになる……。 このろくでもない世界で、共鳴した二つの孤独な魂に、ほんの一瞬でも陽が注ぐことはあるのだろうか?劇場で確かめて欲しい。
また、本作の公開を記念して『このろくでもない世界で』7/26(金)から上映する全劇場にて入場者プレゼントの実施が決定した。7月27日(土)、28日(日)2日間限定、先着で日替わりのオリジナル・ポストカードをプレゼント!27日は、ソン・ジュンギの直筆サインとメッセージがプリントされた日本版ビジュアル、28日は韓国公開時のティザービジュアルを、それぞれポストカードにして、ご来場の皆様へプレゼント!数に限りがございますので、ゲットしたい方は劇場へ!詳細は映画公式HP(https://happinet-phantom.com/hopeless/present.html)をご確認ください。
2024年7月26日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
2023年/韓国/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:화란/英題:HOPELESS/123分/字幕翻訳:本田恵子/R15+
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
公式HP:happinet-phantom.com/hopeless
X:@hopeless_movie
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