台湾文化センターは毎年、主催する台日文化交流イベントなどを紹介するため、台湾の漫画家やイラストレーターがデザインする年度パンフレットを発行。この度、2024年度パンプレットのメインビジュアルが公開となった。

今年は、台湾漫画家韋蘺若明(イリ ジャクメイ)氏による魅力的なイラストで、魯肉飯（ルーローハン）、タビオカミルクティー、臭豆腐（しゅうどうふ）、刈包（台湾式ハンバーガー）、地瓜球（ディーグゥアーチョウ）などの台湾のグルメと町の風景をメインテーマに制作された。

韋蘺若明は、2020年に「葬送のコンチェルト」(送葬進行曲)で第14回日本国際漫画賞最優秀賞（金賞）を受賞し、台湾独特な葬儀文化を紹介し、審査委員の好評を博した。

台湾の賑やかな雰囲気を生き生きと描いたパンフレットは、台湾文化センターにて無料配布中、全国の関係書店・機構などにて順次配布予定。

韋蘺若明のコメント

「台湾センターが発行するパンフレットのイラストは以前から大変気に入っており、毎年個性豊かなパンフレットが楽しみでした。今回制作のお話をいただいて、とても嬉しかったです。メインテーマを美食としましたが、範囲が広く、代表的な食べ物を選ぶのが難しかったです。そこで、台湾の「行列」文化を取り入れることにしました。台湾人は美食のためならば、数時間並ぶのも苦じゃないです。背景シーンとして台中の一中街を選びました。私自身、よくグルメを楽しんでいた思い出の場所です。」

提供：台湾文化センター