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最新中国ドラマ|リー・シエン×レン・ミン「群星閃耀時(原題)」が配信開始

引用元:wechat 德塔文科技 公式アカウント:「德塔文影视观察」
記事タイトル:「剧日报|《惜花芷》持续渗透泛娱乐受众,陈飞宇王影璐《献鱼》发布杀青特辑」


中国での市場分析を展開する影視観察(datawin)は、注目作品として「群星閃耀時(原題)」のデータ分析と解説などを発表した。

今回の注目作品は…リー・シエン×レン・ミンのスパイドラマ「群星閃耀時(原題)」

「群星閃耀時」のキャラクタービジュアル

「群星閃耀時」は抗日戦争中、国民党の高官の家庭に生まれた主人公・華楨が、恩師からのある依頼を引き受けたことをきっかけに、彼の人生を一変するできごとを経験することとなり、向遠生と名前を変えて、警察署の下級警察官となる。ここで、向遠生は自分と全く異なる背景を持つ共産党員の若者たちと出会い、時代の激流の中で新たな信念を強め、やがてその使命を背負っていくことになる姿を描いた物語。

4月15日から配信開始となったこのドラマは、その独特の語り口と斬新な要素で「諜報劇」という主題に新たな活力を吹き込み、注目を集めている。主演は「Go!Go!シンデレラは片想い」のリー・シエン(李現)と、「玉骨遥(ぎょっこつよう)」のレン・ミン(任敏)、そしてワン・マオレイ(王茂蕾)を始めとするベテラン俳優も多く出演する豪華作品となっている。

総合評価としては、どの項目もウィークポイントとなる数値がなく、リー・シエン&レン・ミンという新世代俳優が主演という要素も吸引力があり、期待値が高まっているようだ。テーマ性などにおいては、民国スパイ劇に新たな新風を吹き込むスタイルとして話題を高めており、プロットデザインは無限の迷路のように巧妙で、サスペンスと驚きの感情が絡み合わさっていると分析。配信後の視聴者の反応も好調で、ジェットコースターのような素早く刺激的な展開に加えて、時には笑わせ、時には息を呑むほど緊張させると、その魅力に引き込まれているようだ。

同ジャンルの作品との比較においても競争力が高く、20代前後の年齢層から高い人気が予測されており、視聴者層の分析データは現状女性が高めではあるが、男性の比率も高めで、今後は両者の大幅な上昇と均衡化が予想されている。視聴者の嗜好の向上に伴い、中国のスパイドラマは前例のない変革期を迎えているとされており、このドラマの今後の市場での動きにも多いに期待が寄せられている。


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翻訳・編集:島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』(キネマ旬報社)『見るべき中国時代劇ドラマ』(ぴあ株式会社)『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』(コスミック出版)などにも執筆しています。

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