インタビュー|「春うらら金科玉条」ジュアン・ダーフェイ(莊達菲)“法廷シーンは全てメモを取った”
「妄想カレシは夢殿下!?」ジュアン・ダーフェイ×「花咲く合縁奇縁」ホアン・ジュンジエ共演! 正義感溢れるお嬢様訟師と身分を隠した謎の青年との秘密の恋を描く中国ドラマ「春うらら金科玉条」のDVDが好評リリース中!
この度、訟師(現代でいう弁護士)を目指す、賢く正義感溢れるヒロイン・春荼蘼(しゅんとみ)を演じるジュアン・ダーフェイ(莊達菲)さんのインタビューが到着した。
ジュアン・ダーフェイさん
——「春うらら金科玉条」に出演することに決めた経緯は?
ジュアン・ダーフェイ これまで時代劇の出演経験がなく、面白い挑戦になると思ったのと、新鮮な体験でもあるからです。それに春荼蘼(しゅんとみ)の役柄がとても興味深いです。訟師(しょうし)なのですが、非常に独特なので演じてみたいと思いました。
—— 春荼蘼という人物をどう理解し演じましたか?役作りや役に入る時に、特に力を注いだことや気をつけたことはありますか?
ジュアン・ダーフェイ 春荼蘼は一途で人に媚びない女の子で、こだわりや自分の考えがあります。ぶれることがなく自分に自信があり、独自の理論を持っていると思います。役作りや役に入る時は、春荼蘼は訟師なので、法廷での発言は日常会話とは違うはずです。法を熟知している設定なので、脚本に出てくる法律に対して深い知識を持つ必要がありますし、セリフは自信を持ってスラスラ言えるように意味を完璧に理解していなければなりません。
—— 春荼蘼を演じてみて難しく感じたことはありますか?
ジュアン・ダーフェイ 難しく感じたのもセリフです。時代劇で法律の専門用語もたくさんあったので、その世界に入り込んで、実際に事件をよく理解し、事件の論理に沿ってセリフを言いました。
© Jaywalk Starlight(ChongQing)Film & Media Co.,Ltd
—— ご自身と春荼蘼の性格に、共通点と相違点はありますか?
ジュアン・ダーフェイ こうと決めたら簡単には変えられず自分を貫くところが共通点ですね。春荼蘼がその過程で、自分を疑うことなくやり通すのに対し、私は自分を疑うことがあり、外部の影響を受けやすいです。
—— 脚本家や監督から受けた印象的なアドバイスはありますか?
ジュアン・ダーフェイ 脚本家や監督は、春荼蘼がぶれない女の子で何者にも屈しない独特のパワーがあると考えていたのが印象的でした。
—— 今作には法律の専門用語がたくさん出てきますが、撮影前に準備したことはありますか?
ジュアン・ダーフェイ 法廷シーンは全て自分でメモを取りました。まずセリフを書き写して、自分なりに段落分けをして、各段落をどのように言うか考えます。例えば最初は少し自信がなさそうな感じで、証拠を手に入れてからは自信が出て早口になり話し方もリズミカルになります。そのあとは訴訟当事者に語りかけていくので、少しゆっくりと話して気持ちを表現します。こんな方法で法廷シーンを分けて解釈することで分かりやすくなりました。
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—— 撮影時に難易度が高くチャレンジングだと感じたのは、どのシーンですか?
ジュアン・ダーフェイ 法廷シーンは私にとって全てチャレンジングでした。法廷シーンの撮影前は必ず緊張しましたね。
—— 夜叉(やしゃ)を演じたホアン・ジュンジエさんと共演した感想は?ホアン・ジュンジエさんはどのような役者さんですか?
ジュアン・ダーフェイ ホアン・ジュンジエさんは元同級生で共演経験もあるので、現場で話す時もリラックスしていました。仕事に真面目に取り組む役者さんですし、夜叉が毒により発作を起こすシーンも素晴らしかったです。
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—— ホアン・ジュンジエさんと一緒のシーンで、カメラの裏側のエピソードや印象的なNGシーンなどはありますか?
ジュアン・ダーフェイ 蛙との共演シーンがあり、私は蛙が苦手なのですが、彼が突然「蛙は僕にとっては食べ物だ。」と言ったので笑ってしまいました。度胸がありますよね。撮影後の蛙は食べていませんよ(笑)。
—— 「春うらら金科玉条」の中で一番好きなシーン、もしくはセリフは?その理由は?
ジュアン・ダーフェイ 最終話は衝撃的でした。脚本を見た時、春荼蘼が最終話であのセリフを言うと知り、訟師を目指していた女の子がこんなことを言うようになるなんて、と彼女の成長を感じましたね。「天をも恐れぬ」というセリフを言った時は自分でも鳥肌が立ちました。
—— 「春うらら金科玉条」にはドキドキするシーンが多いですが、日本の視聴者の皆さんにオススメしたいベスト1のシーンは何ですか?
ジュアン・ダーフェイ 夜さんの傷の手当てをするシーンは春荼蘼にとってもドキドキのシーンでした。
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—— ご自身についても、いくつかお伺いさせてください。出演する作品を選ぶ際、何を重視していますか?
ジュアン・ダーフェイ 私個人が重視しているのは、ストーリーに引きつけられるかどうか、そして役柄がステレオタイプではなく、自立していて自分の考えを持っているかどうかです。
—— 普段の生活でリラックスできる時間や方法は?
ジュアン・ダーフェイ 音楽を聴いたり、本を読んだり、映画を見たり、友達と遊んでいる時です。
—— 最近ハマっていることは?
ジュアン・ダーフェイ 最近は読書にハマっています。あと運動も。以前は運動不足でしたが、最近は運動するようにしています。
—— 最後に「春うらら金科玉条」を視聴予定の日本の皆さんにメッセージと、見どころをお願いします。
ジュアン・ダーフェイ 「春うらら金科玉条」は法律が大好きな春荼蘼が父親の無実の罪を晴らそうとする過程で女訟師になっていく物語です。彼女は難解な事件に関わり苦境に立たされながらも困難を乗り越えていきます。とても励まされるドラマなので、ぜひご覧ください。
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© Jaywalk Starlight(ChongQing)Film & Media Co.,Ltd
https://www.cinemart.co.jp/dc/c/haruurara.html
記事制作:Cinemart編集部
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